名古屋で私が大学生だったときの授業で、
「名古屋は金持ちが多くて、
あの世まで金を持っていけないのに
身近に金を置いておかないと落ち着かない老人が多い・・・」
と、スタンフォード大出の教授が言っていたのを
20うん年経ってから突然思い出してしまいました。(^◇^)
(肝心の授業の内容は覚えていないのにネ!経済原論だったけど。)
そして、
「夜中にタンスや畳の下から札束を取り出して、
一枚、二ま~い・・・五十まい、ひゃくま~い(ヒッヒヒ)・・・(まだまだ)と数え終わってからやっと安心して眠ることができるんだよ。」
・・・という続きまで。
講義中、ほとんどの学生がどっと爆笑したのですが、
そのフレーズを一年のうちに何回も聞いたので、
私は今でも覚えているのでしょう。
札束の代わりに小判だと、
もっと臨場感がわきますね。(笑)
金のためなら何でもやってきた!
という方があったとしても不思議なことではありませんが、
お金が嫌い!という方は滅多にいらっしゃらないでしょう~♪
(まんじゅう嫌い!という落語がありました。
お金が大好きだからといって、お金嫌い!という勇気はまだ私にはありませんねぇ。)
なので、稼いだお金を定期的に確認するということで安心する気持ちはよく分かります。
ところで、近頃は財産を金(gold)で保管している方が多いそうですね。
(そんな新しい話でもありませんが・・・)
金地金(オォ~~~!ピカピカ!☆☆☆)ですと、
5g、10g、20g、50g、100g、200g、300g、500g、1kg
が一般的なサイズです。
1kgですと500万円弱なので、
贈与や譲渡をするときの税金が多くかかるため、
100gの金地金をいくつも持つ方が増えているそうです。
そして、1kgの塊を100gずつの塊に加工するサービスがあるのには驚きました。
(有償ですけれど・・・)
贈与税の非課税枠は、年間110万円までです。
100gの金地金だと、
「ほい!これお前にやる!」という感じでしょうか?
非課税で贈与できますね。
でも、金塊でもらってうれしいですか~?
毎日その輝きを見て暮らすのは格別だよ!
なんと言っても本物だもんね♪
というのも分からなくもないですが、
私はやっぱり現金がいいかな!?(チャンチャン♪♪♪)
この100gの金地金を売却した場合の税金計算は、またあとで!
2016.09.09更新
少子化とお葬式
近頃は、核家族が多い上に少子化が、
特に都市部で顕著ですね。
首都圏では、お受験のため、子供を塾に通わせるご家庭が多いのも事実です。
「教育費を十分にかけるため、うちは一人しか無理!」
という母親を何人も見てきました。
車は一応外車!
持ち物は、ほとんどがブランド品!
???なんで???
日本は義務教育じゃん!
無理にお受験させなくてもええんじゃないの?
・・・と言ったら、
「それじゃダメ!」なんですって。
そっか~、それじゃ仕方ないね・・・。
塾なんて行かなくても、
学校の勉強って基本的なことばっかりなんだから・・・
というのも、全く通用しません。
人それぞれなんですけれど、
子供は多ければ多いほど(もちろん限度がありますが)
親が年老いた時に、互いに頼りになるので
いいように思うのですが・・・。
兄弟がいなければ、
親が高齢になったときに
なかなか相談する人もいないし、
生活に困っていても助けてくれる人がいないとなると、
お葬式は「家族葬」が多くなるのかなぁ。
また近頃は、身内が亡くなっても「お葬式」すらしなくて、
病院から火葬場へ・・・
火葬場から散骨や樹木葬で、
お墓すらなくなっている・・・
というのが珍しくないそうです。
いや!いや!そんなのや~ヨ!
せめてお葬式は、きちんとしたいですね。
少子化と家族のあり方については、
これからますます大きくなる課題だと思います。
豊橋市の人口は、まだ減少していないけれど、
これからも減らないで!!!と
願うばかりです。
特に都市部で顕著ですね。
首都圏では、お受験のため、子供を塾に通わせるご家庭が多いのも事実です。
「教育費を十分にかけるため、うちは一人しか無理!」
という母親を何人も見てきました。
車は一応外車!
持ち物は、ほとんどがブランド品!
???なんで???
日本は義務教育じゃん!
無理にお受験させなくてもええんじゃないの?
・・・と言ったら、
「それじゃダメ!」なんですって。
そっか~、それじゃ仕方ないね・・・。
塾なんて行かなくても、
学校の勉強って基本的なことばっかりなんだから・・・
というのも、全く通用しません。
人それぞれなんですけれど、
子供は多ければ多いほど(もちろん限度がありますが)
親が年老いた時に、互いに頼りになるので
いいように思うのですが・・・。
兄弟がいなければ、
親が高齢になったときに
なかなか相談する人もいないし、
生活に困っていても助けてくれる人がいないとなると、
お葬式は「家族葬」が多くなるのかなぁ。
また近頃は、身内が亡くなっても「お葬式」すらしなくて、
病院から火葬場へ・・・
火葬場から散骨や樹木葬で、
お墓すらなくなっている・・・
というのが珍しくないそうです。
いや!いや!そんなのや~ヨ!
せめてお葬式は、きちんとしたいですね。
少子化と家族のあり方については、
これからますます大きくなる課題だと思います。
豊橋市の人口は、まだ減少していないけれど、
これからも減らないで!!!と
願うばかりです。
投稿者: 税理士法人あけぼの
2016.09.07更新
家系図を書いてみましょう~♪
前回のブログ、「先祖からの贈り物」
http://www.b-brain.com/blog/2016/08/post-68-1329084.html
で触れたのですが、
家系をたどってみて、その話ができると楽しいものですね。
たとえば、「ひいおばあちゃん」と呼ぶのではなく、
「あやをおばあちゃん」などと名前で呼ぶことができると、
身内が集まったときには、
「そうじゃ!あやをさんじゃった。」と、長老格の親戚が言ったりするものです。
そこで、私は母方の取り寄せ可能な限りの戸籍謄本(除籍)を役場で取り寄せてみました♪
「さかのぼれるだけ全部必要なのですね!」と、親切な役場の方が言ってくださったので、
とてもラクに取ることができましたよ。
お値段は、8000円ちょっとでした!
最初の戸籍謄本(除籍)は、明治時代に入ってから作られたものですが、
記載してあるのは、江戸時代末期生まれの数代前のおじいちゃん、おばあちゃんのものだったので、ちょっとびっくりしました。
え~~~、江戸時代だって!(笑)
江戸時代というと、教科書に出てくる世界だと思っていたのですが、
ふ~ん、続いているんだもんね・・・
と妙に納得しました。
そこには、
祖母が一昨年前の夏に亡くなる直前に私が聞いていた通りの
人間模様が描かれていました。
また、祖父の実家(祖母が家を継いで、祖父は婿養子だったので・・・(^_^;))
に昨年初めて行って、
祖父の両親の写真を見せてもらいました。
曾祖父の写真は、私の叔父さんとよく似ていて、
とても不思議な感じがしましたよ。
自分のルーツを知ると、
現在の核家族主流の世界とは全く異なって、
自分と血でつながる人たちと実際に話をしたり、食事をしたり、花見をしたり
することができます。
互いを大切に思う気持ちを、
私も感じることができて、
親戚っていいもんだな・・・と思いました。
あなたも、家の歴史が風化する前に、
少しでも何かお子さんたちに伝えることを
遺しておきませんか?
まず、家系図を書くことから始めてみてはいかがでしょうか?
http://www.b-brain.com/blog/2016/08/post-68-1329084.html
で触れたのですが、
家系をたどってみて、その話ができると楽しいものですね。
たとえば、「ひいおばあちゃん」と呼ぶのではなく、
「あやをおばあちゃん」などと名前で呼ぶことができると、
身内が集まったときには、
「そうじゃ!あやをさんじゃった。」と、長老格の親戚が言ったりするものです。
そこで、私は母方の取り寄せ可能な限りの戸籍謄本(除籍)を役場で取り寄せてみました♪
「さかのぼれるだけ全部必要なのですね!」と、親切な役場の方が言ってくださったので、
とてもラクに取ることができましたよ。
お値段は、8000円ちょっとでした!
最初の戸籍謄本(除籍)は、明治時代に入ってから作られたものですが、
記載してあるのは、江戸時代末期生まれの数代前のおじいちゃん、おばあちゃんのものだったので、ちょっとびっくりしました。
え~~~、江戸時代だって!(笑)
江戸時代というと、教科書に出てくる世界だと思っていたのですが、
ふ~ん、続いているんだもんね・・・
と妙に納得しました。
そこには、
祖母が一昨年前の夏に亡くなる直前に私が聞いていた通りの
人間模様が描かれていました。
また、祖父の実家(祖母が家を継いで、祖父は婿養子だったので・・・(^_^;))
に昨年初めて行って、
祖父の両親の写真を見せてもらいました。
曾祖父の写真は、私の叔父さんとよく似ていて、
とても不思議な感じがしましたよ。
自分のルーツを知ると、
現在の核家族主流の世界とは全く異なって、
自分と血でつながる人たちと実際に話をしたり、食事をしたり、花見をしたり
することができます。
互いを大切に思う気持ちを、
私も感じることができて、
親戚っていいもんだな・・・と思いました。
あなたも、家の歴史が風化する前に、
少しでも何かお子さんたちに伝えることを
遺しておきませんか?
まず、家系図を書くことから始めてみてはいかがでしょうか?
投稿者: 税理士法人あけぼの
2016.08.30更新
先祖からの贈り物
先祖なんてせいぜい3代前までしか会ったことがなく、
自分とはほとんど関係ない存在だと思っていました。
今では田舎に戻って暮らしている両親は、
若い頃は都会に出ていたため、
私も都会で育ち、
両親の生まれた地域には住んだことがなかったからかもしれません。
ところが、
震災で実家の隣町に引っ越しをして暮らしていると、
都会では考えられなかったことばかり!
本当に驚きの連続でした。
初めて会った人には「どこの誰?」
と聞かれて、
「あなたのおじいさまにはお世話になりました!」とか、
「同じ苗字の人を紹介してあげる!」など、
関係のありそうなことを話してもらえました。
また、近所の宮司さんにご祈祷を頼んで来ていただいたときには、
私の先祖が1565年に勝山高田城を逃れるときにお供をしてくれた方の子孫であることがわかり
(私は歴史だけは詳しかったんです)、
お礼を述べることができました。
(宮司さんもそれは承知されていました。)
そうすると、途端に世界が拡がって、
現代を生きているはずなのに、
500年前くらいまで遡っての話になることもありました。
(戦国時代~関ヶ原~江戸時代の過ごし方まで)
先祖が共に戦った仲間で、今でも強い絆で結ばれている方々も見てきました。
こうなると、私も先祖に無関心では済まされなくなりました。
お茶屋さんは7代目。
造り酒屋さんは6代目。
私は、どこから数えたらよいのか?と思いましたよ。
先祖を考えるとき、
両親2人。
祖父母4人。
曾祖父母8人。
つまり人数は、2の○乗の足し算です。
お茶屋さんの若さんには、
7代の間に126人ご先祖さんがいることになります。
お茶屋さんは、「一揆の時(1726年)には、すでにここに住んでいて、襲われた。」
と言っていました。
私「うちも。祖母の実家が今も残っているけれど。(笑)」
「大変やったなぁ~」と言われて、
思わず笑ってしまったのと同時に、
先祖が自分の中に生きていることに気が付きました。
人には寿命があり、死んでしまえば何も残らないと思いがちですが、
こうして過去のことが、現在の私たちに影響を与えていて、
こうして今暮らしているのだと思うと、
長い長い先祖の営みは、
私たちへの贈り物だと心から感じました。
自分とはほとんど関係ない存在だと思っていました。
今では田舎に戻って暮らしている両親は、
若い頃は都会に出ていたため、
私も都会で育ち、
両親の生まれた地域には住んだことがなかったからかもしれません。
ところが、
震災で実家の隣町に引っ越しをして暮らしていると、
都会では考えられなかったことばかり!
本当に驚きの連続でした。
初めて会った人には「どこの誰?」
と聞かれて、
「あなたのおじいさまにはお世話になりました!」とか、
「同じ苗字の人を紹介してあげる!」など、
関係のありそうなことを話してもらえました。
また、近所の宮司さんにご祈祷を頼んで来ていただいたときには、
私の先祖が1565年に勝山高田城を逃れるときにお供をしてくれた方の子孫であることがわかり
(私は歴史だけは詳しかったんです)、
お礼を述べることができました。
(宮司さんもそれは承知されていました。)
そうすると、途端に世界が拡がって、
現代を生きているはずなのに、
500年前くらいまで遡っての話になることもありました。
(戦国時代~関ヶ原~江戸時代の過ごし方まで)
先祖が共に戦った仲間で、今でも強い絆で結ばれている方々も見てきました。
こうなると、私も先祖に無関心では済まされなくなりました。
お茶屋さんは7代目。
造り酒屋さんは6代目。
私は、どこから数えたらよいのか?と思いましたよ。
先祖を考えるとき、
両親2人。
祖父母4人。
曾祖父母8人。
つまり人数は、2の○乗の足し算です。
お茶屋さんの若さんには、
7代の間に126人ご先祖さんがいることになります。
お茶屋さんは、「一揆の時(1726年)には、すでにここに住んでいて、襲われた。」
と言っていました。
私「うちも。祖母の実家が今も残っているけれど。(笑)」
「大変やったなぁ~」と言われて、
思わず笑ってしまったのと同時に、
先祖が自分の中に生きていることに気が付きました。
人には寿命があり、死んでしまえば何も残らないと思いがちですが、
こうして過去のことが、現在の私たちに影響を与えていて、
こうして今暮らしているのだと思うと、
長い長い先祖の営みは、
私たちへの贈り物だと心から感じました。
投稿者: 税理士法人あけぼの
2016.08.20更新
豪邸はいつまで維持できる???
先日、ある有名人が100億円で自宅を建設中!という噂を聞きました。
資産2000億円とも言われている方です。
ふ~ん、すごいね~~~!
やっぱり金持ちは違うわ!
豊橋だったら見に行きたいわ♡
(実際には関東だそうです)
と思っていたのですが、
ぎゃ~~~!相続税なんぼかかるんやろ???
その家何代もつのかな?
と、逆に心配してしまいました。
財産2000億4800万円として、
(4800万円余分でごめんね!)
被相続人Aの配偶者Bと子供2人(甲と乙)の場合の相続を考えてみましょう♪
(常に法定相続割合で相続するものとします。)
基礎控除額は、3,000万円+600万円×法定相続人の数
なので、3,000万+600万×3人=4,800万円
2000億4800万円から4800万円を引いて、
2000億円を課税遺産総額として計算します。
生命保険金や死亡退職金の非課税限度額は、
それぞれ500万円×法定相続人の数
ですが、ここでは省略します。
法定相続分で按分
妻B 2000億円 × 1/2 = 1000億円
甲 2000億円 × 1/4 = 500億円
乙 2000億円 × 1/4 = 500億円
そして、相続税の総額を計算します。
妻B 1000億円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 549億2800万円
妻は、配偶者控除の適用があるので、
・1億6000万円までの財産の取得額にかかる相続税
・配偶者の法定相続分相当額までの財産の取得額にかかる相続税
のうち多い方が控除されるため、法定相続分を相続する妻は非課税となり、
549億2800万円→0円!!!
(でも妻は内縁関係じゃダメなんですよ~~~。注意!)
甲 500億円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 274億2800万円
乙 500億円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 274億2800万円
相続税の総額 548億5600万円
ぎょぎょぎょぎょ~~~ん♪
(ベートーヴェンの運命♪風に)
そして、またもや法定相続割合で相続されたとして、
次の相続!(に行ってみよう!)では、先ほどの相続人のうちの妻Bが被相続人として考えてみます。
(相続人は甲、乙)
妻Bの財産は、
2000億4800万円の半分の1000億2400万円。
相続税かかってなかったもんね。
ここから基礎控除4200万円で、
1000億2400万円-4200万円=999億8200万円
法定相続分で按分
甲 999億8200万円 × 1/2 = 499億9100万円
乙 999億8200万円 × 1/2 = 499億9100万円
そして、相続税額を計算
甲 499億9100万円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 274億2305万円
乙 499億9100万円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 274億2305万円
相続税の総額 548億4610万円
2回の相続で、相続税の合計は、
1097億210万円!!!
では、甲、乙がそれぞれ家庭を持って、子供が2人ずついるとして、
(甲の子供はaとb、乙の子供はcとd)
3回目の相続を考えてみます。
甲が被相続人として、
甲の財産は、相続税を差し引いた金額で、
Aより相続分 225億8400万円
Bより相続分 225億8895万円
の合計451億7295万円となります。
1、2回目と同様に計算して、
相続税額は、
甲の妻 123億3736万1250円→0円
a 61億3268万625円
b 61億3268万625円
相続税の総額 122億6536万1250円
乙を被相続人としたときも、
相続税の総額 122億6536万1250円
ここまでの全部の相続税の総額は、
1回目 548億5600万円(被相続人はA)
2回目 548億4610万円(被相続人はB)
3回目 245億3072万2500円(被相続人は甲と乙)
合計 1342億3282万2500円!!!
残っている財産は、
甲の相続人分合計 329億758万8750円
乙の相続人分合計 329億758万8750円
ゼーゼー(よろよろ)(@_@)
それでは、気を取り直して!
もういっちょ行きましょう!
次の段階、甲や乙の妻が被相続人となる相続を考えます。
まず、甲の妻が被相続人の場合、
相続人はaとbですね。
相続税額は、
a 61億2773万625円
b 61億2773万625円
同様にして、
c 61億2773万625円
d 61億2773万625円
相続税の総額 245億1092万2500円
この時点で残った財産は、a、b、c、d
各 103億2606万3750円
Aの相続から始まりましたが、孫(a、b、c、d)の代になると、
もう100億円の家は維持できません。
(固定資産税も大変ですね!)
いろいろ非現実的なくらい数字に忠実に計算したので、
実際にはもっと違う形になってくると思いますが・・・。
途中で浪費する息子が出てくるとか、
事業に失敗するとか。
相続対策を考えると、財産をできる限り存続させるだけでなく、
生き方そのものが豊かになると思います。
あなたも相続対策について考えてみませんか?
資産2000億円とも言われている方です。
ふ~ん、すごいね~~~!
やっぱり金持ちは違うわ!
豊橋だったら見に行きたいわ♡
(実際には関東だそうです)
と思っていたのですが、
ぎゃ~~~!相続税なんぼかかるんやろ???
その家何代もつのかな?
と、逆に心配してしまいました。
財産2000億4800万円として、
(4800万円余分でごめんね!)
被相続人Aの配偶者Bと子供2人(甲と乙)の場合の相続を考えてみましょう♪
(常に法定相続割合で相続するものとします。)
基礎控除額は、3,000万円+600万円×法定相続人の数
なので、3,000万+600万×3人=4,800万円
2000億4800万円から4800万円を引いて、
2000億円を課税遺産総額として計算します。
生命保険金や死亡退職金の非課税限度額は、
それぞれ500万円×法定相続人の数
ですが、ここでは省略します。
法定相続分で按分
妻B 2000億円 × 1/2 = 1000億円
甲 2000億円 × 1/4 = 500億円
乙 2000億円 × 1/4 = 500億円
そして、相続税の総額を計算します。
妻B 1000億円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 549億2800万円
妻は、配偶者控除の適用があるので、
・1億6000万円までの財産の取得額にかかる相続税
・配偶者の法定相続分相当額までの財産の取得額にかかる相続税
のうち多い方が控除されるため、法定相続分を相続する妻は非課税となり、
549億2800万円→0円!!!
(でも妻は内縁関係じゃダメなんですよ~~~。注意!)
甲 500億円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 274億2800万円
乙 500億円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 274億2800万円
相続税の総額 548億5600万円
ぎょぎょぎょぎょ~~~ん♪
(ベートーヴェンの運命♪風に)
そして、またもや法定相続割合で相続されたとして、
次の相続!(に行ってみよう!)では、先ほどの相続人のうちの妻Bが被相続人として考えてみます。
(相続人は甲、乙)
妻Bの財産は、
2000億4800万円の半分の1000億2400万円。
相続税かかってなかったもんね。
ここから基礎控除4200万円で、
1000億2400万円-4200万円=999億8200万円
法定相続分で按分
甲 999億8200万円 × 1/2 = 499億9100万円
乙 999億8200万円 × 1/2 = 499億9100万円
そして、相続税額を計算
甲 499億9100万円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 274億2305万円
乙 499億9100万円 × 55%(税率) - 7200万円(控除額) = 274億2305万円
相続税の総額 548億4610万円
2回の相続で、相続税の合計は、
1097億210万円!!!
では、甲、乙がそれぞれ家庭を持って、子供が2人ずついるとして、
(甲の子供はaとb、乙の子供はcとd)
3回目の相続を考えてみます。
甲が被相続人として、
甲の財産は、相続税を差し引いた金額で、
Aより相続分 225億8400万円
Bより相続分 225億8895万円
の合計451億7295万円となります。
1、2回目と同様に計算して、
相続税額は、
甲の妻 123億3736万1250円→0円
a 61億3268万625円
b 61億3268万625円
相続税の総額 122億6536万1250円
乙を被相続人としたときも、
相続税の総額 122億6536万1250円
ここまでの全部の相続税の総額は、
1回目 548億5600万円(被相続人はA)
2回目 548億4610万円(被相続人はB)
3回目 245億3072万2500円(被相続人は甲と乙)
合計 1342億3282万2500円!!!
残っている財産は、
甲の相続人分合計 329億758万8750円
乙の相続人分合計 329億758万8750円
ゼーゼー(よろよろ)(@_@)
それでは、気を取り直して!
もういっちょ行きましょう!
次の段階、甲や乙の妻が被相続人となる相続を考えます。
まず、甲の妻が被相続人の場合、
相続人はaとbですね。
相続税額は、
a 61億2773万625円
b 61億2773万625円
同様にして、
c 61億2773万625円
d 61億2773万625円
相続税の総額 245億1092万2500円
この時点で残った財産は、a、b、c、d
各 103億2606万3750円
Aの相続から始まりましたが、孫(a、b、c、d)の代になると、
もう100億円の家は維持できません。
(固定資産税も大変ですね!)
いろいろ非現実的なくらい数字に忠実に計算したので、
実際にはもっと違う形になってくると思いますが・・・。
途中で浪費する息子が出てくるとか、
事業に失敗するとか。
相続対策を考えると、財産をできる限り存続させるだけでなく、
生き方そのものが豊かになると思います。
あなたも相続対策について考えてみませんか?
投稿者: 税理士法人あけぼの
2016.08.19更新
相続税対策で生前贈与をしたけれど・・・
少しでも払う税金を少なくしたい!
・・・と誰でも思いますよね。(とーぜん!(^^)/)
そこで、相続税率が30%となる方が、贈与税率30%以下で生前贈与を行うことで
その税率の差額分が節税になるという方法があります。
(贈与税は10、15、20、30・・・55%までさまざまなんだよ~~~。)
この場合は、親から子どもへ贈与するのが一般的です。(だよね!)
しかし、策に溺れると申しましょうか、
節税したつもりでも結果的に後悔してしまう場合があります。 (゚_゚;)
それは、贈与した子どもが親より先に亡くなる場合です。
息子が結婚していてその嫁が息子の財産を相続すると、
もう見向きもしてくれません~~~。(T-T)
豊橋でも、そんな事例があるんです。
息子が長生きしてくれたら有意義な対策だったのに、
老後の面倒を誰がみてくれるの~~~???
となり、ふにゃらら先に立たずとなるのです。
なので、一度にあまり多くを贈与しないのも手かな♪
少しずつ贈与するほうが、おびき寄せ作戦みたいになって、
子供たちが親の元を訪れて大事にしてくれる機会が多くなるのは確かです。
近頃は、認知症予防に
おしゃべりやダンスをするロボット「パルミー」(およそ30万円)
がありますが、それを子供が親に贈って機嫌を取ってくれるかもしれません。(笑)
相続対策は、長生き対策!
親子・夫婦で仲良くすることが、一番の相続対策になるのは言うまでもありません。
よい相続に向かって歩んでいきたいですね☆
とはいえ、生前贈与は、相続税対策の有効な一手段ですので、 考えて上手に使いましょう!
・・・と誰でも思いますよね。(とーぜん!(^^)/)
そこで、相続税率が30%となる方が、贈与税率30%以下で生前贈与を行うことで
その税率の差額分が節税になるという方法があります。
(贈与税は10、15、20、30・・・55%までさまざまなんだよ~~~。)
この場合は、親から子どもへ贈与するのが一般的です。(だよね!)
しかし、策に溺れると申しましょうか、
節税したつもりでも結果的に後悔してしまう場合があります。 (゚_゚;)
それは、贈与した子どもが親より先に亡くなる場合です。
息子が結婚していてその嫁が息子の財産を相続すると、
もう見向きもしてくれません~~~。(T-T)
豊橋でも、そんな事例があるんです。
息子が長生きしてくれたら有意義な対策だったのに、
老後の面倒を誰がみてくれるの~~~???
となり、ふにゃらら先に立たずとなるのです。
なので、一度にあまり多くを贈与しないのも手かな♪
少しずつ贈与するほうが、おびき寄せ作戦みたいになって、
子供たちが親の元を訪れて大事にしてくれる機会が多くなるのは確かです。
近頃は、認知症予防に
おしゃべりやダンスをするロボット「パルミー」(およそ30万円)
がありますが、それを子供が親に贈って機嫌を取ってくれるかもしれません。(笑)
相続対策は、長生き対策!
親子・夫婦で仲良くすることが、一番の相続対策になるのは言うまでもありません。
よい相続に向かって歩んでいきたいですね☆
とはいえ、生前贈与は、相続税対策の有効な一手段ですので、 考えて上手に使いましょう!
投稿者: 税理士法人あけぼの
2016.08.08更新
相続は、財産だけ考えていたらうまくいかない!
私の実家は、中国地方のとある地方都市の外れにあるので、
金田一シリーズの舞台みたいな所を想像していただければと思いますが、
相続というと、何だかおどろおどろしいですね。
私が小学生だった頃、
「ここの財産は、み~んな私がもらうんだもん!」って軽い気持ちで言ったら、
祖父が恐ろしい顔をして、
「ここは、跡を取る者がすべてを相続するんじゃ!」と私に怒鳴ったことがあります。
いつもは優しい祖父だったので、とても驚きました。
(祖父は、よく働いて、コツコツと財を築いてきたのだと後に知りました。)
ひえ~~~!
そんなつもりで言ったんじゃないのに・・・。
私は、どっかに嫁に行くから財産もらえないんだ・・・(仕方ないけど・・・)
と、子供心に思いました。
それ以来、財産のことを口にするのはタブーのように感じていました。
大人になって、結婚する時には、
「私は嫁に行くので、(当然)財産はいりません。よそに出してくれるだけで十分です。」
と言いました。
(何事もなくよそに出られて心からホッとしたのは、誰にも言えませんでしたが。)
今では、祖父も、祖母も亡くなり、
父も母も高齢になって、
墓を誰が守っていくのか?
それすらも話題にしないような感があるのですが、
家が続いていくのって、綱渡りと似ているような気がしませんか?
何十代も続いてきて、ここで絶やしてしまうのは・・・
忍びないですもんね。
荒れ果てた屋敷と、ただ野山に墓が並んで、
誰にも忘れ去られて・・・
そこにひっそり、人が住んでいた痕跡だけを残している・・・
それもいいかもしれないねって、
娘と先日話したりしたのですが、
そうなるかどうかは、
私に委ねられていることに気づきました。
相続を円満にするには、
親子、夫婦で仲良くしましょう~!(所長の口癖!笑)と以前ブログに書きましたが、
その通りですね。
何でも話せる環境があってこそ、相続対策が進むというものです。
お互いの覚悟も必要ですが、まずは気負わずざっくばらんに話してみることから始めませんか?
(私も、始めてみなくっちゃね!ピュ~~~!)
うちの事務所の所長は、
人の道とは・・・、とか言い出したら、
とてもじゃないけど打ち勝てないので、
所長の話もいずれご紹介しなくっちゃいけないですね!
(今朝は、均等と平等は違う!とか言っていました。・・・財産の分け方のことなんですけど。
奥が深いので、なかなか書くことができません。)(^_^;)
相続って、本当に深くて、
財産のことだけ考えるわけにはいかなくって、
人間関係だったり、長年の思いだったり、
いろんな要素が絡んでいます。
それを乗り越えて初めて、 相続がうまくいった!と言えるのかもしれません。
お家の片付けは得意でも、人間関係とか思いの整理が
まだまだできていないと痛感しました。アイタタタ・・・(>_<)
金田一シリーズの舞台みたいな所を想像していただければと思いますが、
相続というと、何だかおどろおどろしいですね。
私が小学生だった頃、
「ここの財産は、み~んな私がもらうんだもん!」って軽い気持ちで言ったら、
祖父が恐ろしい顔をして、
「ここは、跡を取る者がすべてを相続するんじゃ!」と私に怒鳴ったことがあります。
いつもは優しい祖父だったので、とても驚きました。
(祖父は、よく働いて、コツコツと財を築いてきたのだと後に知りました。)
ひえ~~~!
そんなつもりで言ったんじゃないのに・・・。
私は、どっかに嫁に行くから財産もらえないんだ・・・(仕方ないけど・・・)
と、子供心に思いました。
それ以来、財産のことを口にするのはタブーのように感じていました。
大人になって、結婚する時には、
「私は嫁に行くので、(当然)財産はいりません。よそに出してくれるだけで十分です。」
と言いました。
(何事もなくよそに出られて心からホッとしたのは、誰にも言えませんでしたが。)
今では、祖父も、祖母も亡くなり、
父も母も高齢になって、
墓を誰が守っていくのか?
それすらも話題にしないような感があるのですが、
家が続いていくのって、綱渡りと似ているような気がしませんか?
何十代も続いてきて、ここで絶やしてしまうのは・・・
忍びないですもんね。
荒れ果てた屋敷と、ただ野山に墓が並んで、
誰にも忘れ去られて・・・
そこにひっそり、人が住んでいた痕跡だけを残している・・・
それもいいかもしれないねって、
娘と先日話したりしたのですが、
そうなるかどうかは、
私に委ねられていることに気づきました。
相続を円満にするには、
親子、夫婦で仲良くしましょう~!(所長の口癖!笑)と以前ブログに書きましたが、
その通りですね。
何でも話せる環境があってこそ、相続対策が進むというものです。
お互いの覚悟も必要ですが、まずは気負わずざっくばらんに話してみることから始めませんか?
(私も、始めてみなくっちゃね!ピュ~~~!)
うちの事務所の所長は、
人の道とは・・・、とか言い出したら、
とてもじゃないけど打ち勝てないので、
所長の話もいずれご紹介しなくっちゃいけないですね!
(今朝は、均等と平等は違う!とか言っていました。・・・財産の分け方のことなんですけど。
奥が深いので、なかなか書くことができません。)(^_^;)
相続って、本当に深くて、
財産のことだけ考えるわけにはいかなくって、
人間関係だったり、長年の思いだったり、
いろんな要素が絡んでいます。
それを乗り越えて初めて、 相続がうまくいった!と言えるのかもしれません。
お家の片付けは得意でも、人間関係とか思いの整理が
まだまだできていないと痛感しました。アイタタタ・・・(>_<)
投稿者: 税理士法人あけぼの
2016.08.08更新
目に見えない財産
相続っていうと、
現金・預貯金・不動産・・・など、
目に見える財産(時には借金などの負の財産も!)が受け継がれるのが一般的ですね。
でも、私は、相続税としては評価されない財産
・・・技や心、品性なども、
相続されていくものだと思っています。
日本では、能は650年、歌舞伎は450年の歴史があります。
柔道も日本固有のものですが、
およそ500年前の戦国時代に生み出された柔術の流れを汲んでいるので、
数百年に渡って受け継がれていると言えそうです。
それらは、一子相伝で伝えられることが多いのですが、
親から子に伝えられるのは、
技のみならず、心です。
心の持ち方は、とても大切なものだと思います。
イギリスでは、
「紳士は三代で作られる」という言葉があるそうです。
祖父母と、両親と、自分・・・。
共に生きている時代があるので、
互いに影響しあうものがあるのでしょうね。
それらは、無意識のうちに作用していて、
そこで暮らしていなかったら身に付かないものが、
品性や心なのだと思います。
目に見える財産だけでなく、
目に見えない財産のことにも思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?
豊橋のヤマサのちくわを頬張りながら、
ドタバタゆき子!
たまにはマジメなことを考えています。
(モグモグ!美味しいな!ゴックン・・・)(´。`)
現金・預貯金・不動産・・・など、
目に見える財産(時には借金などの負の財産も!)が受け継がれるのが一般的ですね。
でも、私は、相続税としては評価されない財産
・・・技や心、品性なども、
相続されていくものだと思っています。
日本では、能は650年、歌舞伎は450年の歴史があります。
柔道も日本固有のものですが、
およそ500年前の戦国時代に生み出された柔術の流れを汲んでいるので、
数百年に渡って受け継がれていると言えそうです。
それらは、一子相伝で伝えられることが多いのですが、
親から子に伝えられるのは、
技のみならず、心です。
心の持ち方は、とても大切なものだと思います。
イギリスでは、
「紳士は三代で作られる」という言葉があるそうです。
祖父母と、両親と、自分・・・。
共に生きている時代があるので、
互いに影響しあうものがあるのでしょうね。
それらは、無意識のうちに作用していて、
そこで暮らしていなかったら身に付かないものが、
品性や心なのだと思います。
目に見える財産だけでなく、
目に見えない財産のことにも思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?
豊橋のヤマサのちくわを頬張りながら、
ドタバタゆき子!
たまにはマジメなことを考えています。
(モグモグ!美味しいな!ゴックン・・・)(´。`)
投稿者: 税理士法人あけぼの
2016.08.02更新
ドタバタ!土地の評価をする!
皆さま、お元気でいらっしゃいますか?
ドタバタゆき子です!
今日も張り切っていきましょう~~~!(^○^)/
今日は、土地の評価について考えてみようかな?
(まだ相続ブログを始めて間がないのにネタが尽きてきたんだもん。)笑
・・・というのは冗談で、
実際には相続の世界は奥が深くて、
足を踏み入れると抜け出すことはできないんだよ~。(明るく!)ゾゾ
ドタバタゆき子は、
市街地の田んぼの評価をしたことがあるのですが、
宅地にできる市街地の田んぼは、どれだけ土盛をすれば宅地になるのか?を考えます。
この田んぼの評価は、
宅地として評価して、土盛分を差し引くということです。
(一般の農地としての田んぼは評価方法が違います。)
ここまでなら、サラリと言えますが、
評価に当たっては、実際に田んぼに出かけることになります。
(もちろん長靴で!)笑
田んぼが周りの土地からどれだけ深いのか、その深さを測ります。
メジャーがあれば足りるんですけどね。
ところがドタバタゆき子は、
ハイヒールで出かけてしまいました。
結果は、
泥だらけ・・・。( ̄0 ̄)
ヒール刺さるし。
金魚池の時は、もっと悲惨でした。
「おいコラ!今日は金魚池の評価に行くんだぞ!」
「へい!」
行きゃ~ええんでしょ。
楽な仕事だわ、へへ。(運転大好きだし♡)
・・・と思っていたら、大きな落とし穴が。
金魚池は深いんですね~。(しみじみ)
あの、底まで見えない、濁った水・・・。
どこまでメジャーを下ろせばよいのか・・・?
落ちそうになりながら必死で測っていると、
さすがに上司がスーツの端っこを引っ張ってくれていました。
「落ちるなよーーー!」
帰りにはお偉方も車に乗っていたので、途中でウナギをご馳走になりました。
「今日は、ドタバタ(ゆき子のこと)のおかげで飯が食える!」
そう言われてうれしかったのを覚えています。
相続税の仕事をしていると、
必死にやっている中から笑いも生まれます。
ずっと相続税の仕事をしたいなぁ。
そんな気持ちで今日もドタバタ頑張っています。
ドタバタゆき子です!
今日も張り切っていきましょう~~~!(^○^)/
今日は、土地の評価について考えてみようかな?
(まだ相続ブログを始めて間がないのにネタが尽きてきたんだもん。)笑
・・・というのは冗談で、
実際には相続の世界は奥が深くて、
足を踏み入れると抜け出すことはできないんだよ~。(明るく!)ゾゾ
ドタバタゆき子は、
市街地の田んぼの評価をしたことがあるのですが、
宅地にできる市街地の田んぼは、どれだけ土盛をすれば宅地になるのか?を考えます。
この田んぼの評価は、
宅地として評価して、土盛分を差し引くということです。
(一般の農地としての田んぼは評価方法が違います。)
ここまでなら、サラリと言えますが、
評価に当たっては、実際に田んぼに出かけることになります。
(もちろん長靴で!)笑
田んぼが周りの土地からどれだけ深いのか、その深さを測ります。
メジャーがあれば足りるんですけどね。
ところがドタバタゆき子は、
ハイヒールで出かけてしまいました。
結果は、
泥だらけ・・・。( ̄0 ̄)
ヒール刺さるし。
金魚池の時は、もっと悲惨でした。
「おいコラ!今日は金魚池の評価に行くんだぞ!」
「へい!」
行きゃ~ええんでしょ。
楽な仕事だわ、へへ。(運転大好きだし♡)
・・・と思っていたら、大きな落とし穴が。
金魚池は深いんですね~。(しみじみ)
あの、底まで見えない、濁った水・・・。
どこまでメジャーを下ろせばよいのか・・・?
落ちそうになりながら必死で測っていると、
さすがに上司がスーツの端っこを引っ張ってくれていました。
「落ちるなよーーー!」
帰りにはお偉方も車に乗っていたので、途中でウナギをご馳走になりました。
「今日は、ドタバタ(ゆき子のこと)のおかげで飯が食える!」
そう言われてうれしかったのを覚えています。
相続税の仕事をしていると、
必死にやっている中から笑いも生まれます。
ずっと相続税の仕事をしたいなぁ。
そんな気持ちで今日もドタバタ頑張っています。
投稿者: 税理士法人あけぼの
2016.07.30更新
お金持ちの密かな楽しみ
相続税の仕事をしていると、
鑑定団で高額の評価をされた作品を持つ方が、
その後税務署からどのように興味を持たれるのか?
非常に興味があります。
評価額が低いか、あるいは評価されずにいた美術品・骨董品の場合は、
さほど価値があるものと思われず、
相続税の評価額的には見逃される(ゼロ評価)になるというのは、
十分考えられますが。
ところでドタバタゆき子は、昨年ものすごいところに迷い込んでしまいました。
(実際には迷ってないけど)笑
愉快な3人組・・・と名付けている仲間がいるのですが
(AさんとBさんと私、AさんとBさんは70代後半)、
Bさんから電話があり、
「Aさんがポタージュを食べたがっているが、どこで食べさせてもらえるのか?」
という質問でした。
「そりゃ~、その辺のファミレスでええんとちゃう?」
と思ったのですが、
「○○ホテル(高級!)に行きましょう~。」
と提案しました。
○○ホテルで待ち合わせ、特別室でポタージュをいただきました。
おいしかったです。(*^_^*)
その後私が、
「これからみんなで餃子を食べに行きましょう~!私が運転するからビールもいかが?」
と、古びているけれど味はピカイチの食堂に案内し、
皆さんに喜んでたくさん食べていただけました。
そして、帰りにAさんをお宅にお送りした時、
「骨董が趣味だけど、よかったら観ていっていいよ!」とのことで、
遠慮しないで上がり込んだのです。
普通の民家で、特には目立たないお宅だったのですが、
玄関を入って左のドアを開けたらそこは別世界!
びっくりしましたね~。
美術品を飾るため、部屋は書院作りに改装され、
続きの洋間にはガラスケースが7~8台ありました。
私「ひえ~、これはどなたの絵画ですか?」
A「小磯良平です。知ってますか?」
私「ええ、もちろん。神戸の誇る画家ですね。
小磯良平の顧問税理士さんが、私の知り合いが勤める事務所の先生だったので、彼女も作品持っているそうです。私も、子供の頃からよく観ています。」
A「そうですか。美術品を観る時は、ただそれを観るんじゃなくて、誰の作品で、それがどういう人でどんな背景で作られたのかを知っておく必要がある。それができん人間は美術品を観る資格がない!」
ほんぎゃ~~~!
知っててよかった。
知らなきゃダメ?
・・・と内心ひやりとしました。
その他にも、焼き物は人間国宝の作品が数十点。
(何焼きかはご勘弁を!)
中国の唐三彩に、翡翠の置物などが美しく飾られていました。
私「こんなにお宝あったら、鑑定団に出られるね。・・・でも待って!出たら大変!!!」
Aさんは、にっこりと頷いていました。
Aさんのお家は、出かけるときにも施錠はしていなくて、
まさかそこに!!!という感じです。
さぞかし財産あるんでしょうけれど、
全く見当つかない世界ですね~。
でも、お気に入りの収集品に囲まれて生活するのは、
極上ですね!
あとで聞いたのですが、本当にお金持ちの方は、鑑定団には出さず、目立たずひっそりと作品を楽しんでいるようです。
また、税務署も鑑定団のTVはチェックしているそうですので、
お気をつけいただければと思います。
鑑定団で高額の評価をされた作品を持つ方が、
その後税務署からどのように興味を持たれるのか?
非常に興味があります。
評価額が低いか、あるいは評価されずにいた美術品・骨董品の場合は、
さほど価値があるものと思われず、
相続税の評価額的には見逃される(ゼロ評価)になるというのは、
十分考えられますが。
ところでドタバタゆき子は、昨年ものすごいところに迷い込んでしまいました。
(実際には迷ってないけど)笑
愉快な3人組・・・と名付けている仲間がいるのですが
(AさんとBさんと私、AさんとBさんは70代後半)、
Bさんから電話があり、
「Aさんがポタージュを食べたがっているが、どこで食べさせてもらえるのか?」
という質問でした。
「そりゃ~、その辺のファミレスでええんとちゃう?」
と思ったのですが、
「○○ホテル(高級!)に行きましょう~。」
と提案しました。
○○ホテルで待ち合わせ、特別室でポタージュをいただきました。
おいしかったです。(*^_^*)
その後私が、
「これからみんなで餃子を食べに行きましょう~!私が運転するからビールもいかが?」
と、古びているけれど味はピカイチの食堂に案内し、
皆さんに喜んでたくさん食べていただけました。
そして、帰りにAさんをお宅にお送りした時、
「骨董が趣味だけど、よかったら観ていっていいよ!」とのことで、
遠慮しないで上がり込んだのです。
普通の民家で、特には目立たないお宅だったのですが、
玄関を入って左のドアを開けたらそこは別世界!
びっくりしましたね~。
美術品を飾るため、部屋は書院作りに改装され、
続きの洋間にはガラスケースが7~8台ありました。
私「ひえ~、これはどなたの絵画ですか?」
A「小磯良平です。知ってますか?」
私「ええ、もちろん。神戸の誇る画家ですね。
小磯良平の顧問税理士さんが、私の知り合いが勤める事務所の先生だったので、彼女も作品持っているそうです。私も、子供の頃からよく観ています。」
A「そうですか。美術品を観る時は、ただそれを観るんじゃなくて、誰の作品で、それがどういう人でどんな背景で作られたのかを知っておく必要がある。それができん人間は美術品を観る資格がない!」
ほんぎゃ~~~!
知っててよかった。
知らなきゃダメ?
・・・と内心ひやりとしました。
その他にも、焼き物は人間国宝の作品が数十点。
(何焼きかはご勘弁を!)
中国の唐三彩に、翡翠の置物などが美しく飾られていました。
私「こんなにお宝あったら、鑑定団に出られるね。・・・でも待って!出たら大変!!!」
Aさんは、にっこりと頷いていました。
Aさんのお家は、出かけるときにも施錠はしていなくて、
まさかそこに!!!という感じです。
さぞかし財産あるんでしょうけれど、
全く見当つかない世界ですね~。
でも、お気に入りの収集品に囲まれて生活するのは、
極上ですね!
あとで聞いたのですが、本当にお金持ちの方は、鑑定団には出さず、目立たずひっそりと作品を楽しんでいるようです。
また、税務署も鑑定団のTVはチェックしているそうですので、
お気をつけいただければと思います。
投稿者: 税理士法人あけぼの