家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2019.11.20更新


 昨日「今の相続は日本と家族を潰す」と云う本が幻冬舎から出版されました。全国の本屋に並んで一気にベストセラーになるなんてことはあり得ませんが、少しでも売れてくれたら良いなと思っています。なぜなら今の相続を続けていけば、日本と言う国はその最小単位の家族から潰れていき、地域社会が潰れついには日本という国を誰も守らなくなってしまうと考えるからです。

 

税理士の仕事柄どうしたら経営が上手くいくのか、どうしたら商品が売れるのかを考える癖がついています。それでは今回の本がどうすれば売れるか、本を出版しただけでは絶対に無理ですね。巷には毎月膨大な本が出版されていて、本屋には新刊書が山積みとなっています。
新刊書を探すだけでも大変な中、本屋さんは売れる本を前面に出し聞いた事の無い著者の本を一々店頭に並べる事は少ないと思います。どうしたら皆さんにこんな本があると云う事を知って貰えるか、広告と言っても費用対効果を考えるととても採算が合わないように思えます。

 

実際初版で3000冊を印刷し、重版が出来るのが全体の1~2%とも聞いています。
非常に競争の激しい世界だったのです。世の中を少しでも変えるには数万人の人が読んで戴き、自分の相続の考え方を変えて戴くしかありません。それが出来なければ日本は沈んでしまうと思っています。このブログも難しい話ばかりで簡単ではありません。だから少数の人しか読んでいないと思います。どうか日本を潰さないためにも是非本を読んで戴きたいと思います。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.11.15更新

 11月19日に初めての本が上梓されます。税理士が書く本だから一般的には相続税がいかに安くなるか、揉めない相続や遺産分割の仕方という本だと想像されますが、相続法の根本原因の研究です。
戦後70年以上経ち民主化が図られたと思っていて、また社会が住みやすくなってきたと思ったのに、現実はどんどん苦しくなっていると思いませんか。基本的人権が守られると言っても家族や兄弟の喧嘩が増え、年老いた親は介護施設へ捨てられて殆ど孫の顔すら見ることが出来ない。これが幸せなのでしょうか?どこかおかしいと思ったことから色々調べてきたのです。そしたら元NHKニューヨーク総局長の日高義樹氏の本を見つけました。そこには日本の戦後民法改正で相続は兄弟均等になっているが、米国の相続は土地は長男が貰い次男などは絵画や宝石であり財産は均等に分割しないと書いてあったのです。そして米国は日本の相続財産に対する考え方を狂わせるために民法改正を行った可能性があると書いてあったのです。民主主義であり兄弟は均等の権利があると云われると、その通りと思っていた自分がいます。これが日本全体を弱体化させる罠だとは全く考えてもみませんでした。罠は仕掛けられている側から見えなくなっています、良いと思って行っている事が実際は破滅の道であったのでは泣くにも泣けません。本当の事を調べたいと思ってコツコツ研究してきたものが幻冬舎の目にとまって本を出す事になったのです。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.10.27更新


★「今の相続は日本と家族を潰す」の第三章「個人主義の蔓延、「家」を崩壊へと導くマスコミ」の目次

 

・情報操作大国ニッポン、一億相下流へ
・法定相続割合の均分相続にも裏がある
・家族(家)制度の良さや機能を考えよう
・世の中は生まれた時から不公平・不平等
・家族の親密度が安心の原点、家族が煩わしいと思うことは危険
・子供を産むリスク、その考えが日本をダメにする
・出来ちゃった婚は家庭崩壊と家系断絶の危険をはらむ
・赤ちゃんは産まれる前のことを覚えている「胎内記憶」
・子供に悪影響、夫婦別姓は社会の秩序を乱す

 家族関係が壊れ、家族が争うことで、その基本である家が崩壊します。国家の最小単位は、家族・家庭・家です。その家が崩壊すると時間を掛けて日本という国が滅んでいくのです。
この本で、いま一度本当の相続とはなにかを考える切っ掛けになれば良いなと思っています。
ただ人間の欲、権利を追求するのが当然であると云う教育を受け、自由と権利を一度手に入れてしまった我々人間にとって、それを制御できるかというのが大問題なのです。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.10.25更新

戦後教育で民主主義は良くて封建社会は悪かった。昔の日本は個人の自由平等がなく家に縛られていて、長男のみが家督相続し他の兄弟や女性は相続の権利がなく、酷い扱いだった。
この様なイメージで教えられ、戦前の日本より戦後の日本の方が良いのだというように教育もされ、マスコミも常にそのような情報を流しています。

本当にそうだったのか、もし事実であれば現在はみんな幸福であり、個人が幸福で安定していれば、その家族家庭も安定し、地域社会も日本という国も安定発展するはずだと思いませんか。
でも何かおかしい現代になっています。日本の子どもの貧困率は13.9%(2015年)で、17歳以下の子どもの約7人に1人が経済的に困難な状況にある。
貧困率はロシア・スペイン・エストニアより悪く、下から14番目(調べた先進国42カ国から上から28番目)。
これは経済大国といわれ、GDPは米国・中国の次が日本、世界第3位の金持ち国の子供の7人に1人が貧困になっている。絶対におかしい。

そして現在相続で多くの家族関係が壊れ、家庭崩壊と親子や祖父母の縦の関係も崩壊しています。
どこの国の人々が老人を介護施設に入れっぱなしにし、ただ死なないようにご飯だけを与え、未来の夢や孫の成長で喜ぶこともできない、人間の生きるという尊厳もない空虚な空間で生かしておくだけの施設に入れっぱなしにしているか。
どこかおかしい、そんなところに年老いた親を入れ、自分たちは親の作った財産をどう分ければ得かを相談している。こんな事も本当はたくさん書きたかったのですが、ページ数が限られているので殆ど書けなかった。是非そんなところを想像して本を読んでいただけるとありがたいです。

見る角度は違いますが、第二次世界大戦で戦闘機を製造できた国はホンの僅かです。
明治維新から僅かな年月でここまでできる国は、国の基盤である人間ひとりひとりと家族関係が、余程良かったと思いますが、如何でしょうか。

第二次世界大戦期の戦闘機の生産国
大量に作ったのは  ①日本  ②ナチス・ドイツ  ③イタリア   ④アメリカ  ⑤イギリス  ⑥ソビエト  ⑦フランス  たった7カ国です。

少量でも一応戦闘機を作ったのは
  ①フィンランド   ②ルーマニア   ③ラトビア   ④チェコスロヴァキア   ⑤ユーゴスラビア   ⑥オーストラリア  ⑦スウェーデン

世界中で14カ国しかできなかったのです。
日本はこんなにも優秀だったのです。もう一度戦前の日本の力を見直すことも相続で大事なことだと思います。相続の仕方で家族が繁栄し、その結果地域が繁栄し、日本が繁栄するのです。
逆も言えます、国が繁栄しないとその中の家族は当然繁栄しないのです。
となると相続は、個人間の財産争いをやっていては、国が滅びていくのです。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.10.23更新

いま一般の相続で行っていることが本当に良いことなのか、もし騙されているとしたら?、法律通りにすればするほど兄弟喧嘩するようになっているとしたら?、今の相続の根本を考えて見ました。

第二章の目次を次に表示します。
・社会形成力の威力
・どのような形で民法や相続法が家族のあり方を変革しようとしているか
・祖父母と孫を引き離し、日本文化の伝承をさせない核家族政策
・家族をバラバラにし、お互いを嫌にさせるマスコミの戦略
・相続は兄弟均等であるという民法に兄弟喧嘩を誘発させるという裏があった
・相続の分割の基本は「民法の均等」ではなく「平等・公平」
・各々が法定相続分を主張したことで訪れた恐い結果の実例
・本当はとても大事、でも見落とされている民法906条
・三代で家が潰れる理由を相続分割の視点で考える
・不満を増幅させる特別受益、ようやく改正されたが
・戦後の民法改正が間違いなく安定した家族制度を潰したのである

今の相続法を調べてみると、兄弟喧嘩を誘発するようにできているのです。
少し前まではまだ戦後生まれの祖父母が生きていたし、戦後教育と言っても昔の日本の良さを受け継いだ先生に教育された世代でした。しかし近年は個人主義や唯物論が蔓延し、「今だけ自分だけ金だけ」の考え方が優先されています。
従って法律が期待した権利と権利のぶつかり合いで喧嘩するようになってしまったのです。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.10.21更新

 すごく大袈裟なタイトルの本ですが、今の相続が争族になぜなるのか、余りにも多くなってきた家族間の争いの原因、子孫まで相続で幸せになるには等、一般の相続対策テクニックではない相続の本を書きました。是非ご一読下さい。
幻冬舎から11月19日に発行されます、定価は1200円です。
戦後改正された民法の法定相続割合や均分相続は、兄弟間平等などの基本的人権を前面に出し民主化の基本のように思われていますが、それが相続の原因のひとつと言うことを書きました。

目次の第一章をご紹介します。
・日本人が忘れた正しい相続、このままでは家族と日本が滅びる
・なぜ私がこの様な本を書きたいと思ったか
・いつから日本人は相続で喧嘩するようになったか
・相続は財産の分割承継だけでなく、その家系の血縁や文化の伝承

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.10.18更新

相続関係の民法が改正され、いよいよ施行されましたが、その対策のテクニックの記事が至る所にあります。これはこれで必要だと思います。相続対策を車の両輪と例えるならば、代々どのように先祖と子孫を繋いでいくかとの心の問題と、もう一つはどのように節税をし、揉めない分割をして財産を残すかという問題の2つがあります。この両輪をバランス良くすることで家が続いていきファミリーツリーが立派に育ち、子々孫々が発展繁栄をします。
どちらか一方が欠けても家は続かず、子孫が不幸になっていくのです。

財産が残っても心がなければ孫の代には先祖(根)からの栄養が届かず、木は枯れてしまいます。
また具体的な相続対策を怠れば、今の税制では驚くほどの相続税が課税され、子孫に残す財産は減ってしまい、ファミリーツリーの生長が遅れることになります。

相続が身近に迫っている方は、先祖と子孫を繋ぐ心の部分と、目先の相続対策のテクニックをバランス良く活用するために、まず週刊誌だけでなく各種の対策の本を取りそろえて、自分の為の対策案を是非早めに検討すべきです。
相続対策はやり方によってあっという間に何百万円も節税ができます。
早めに自分で研究することと専門家に相談することをお勧めします。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.10.15更新

 最近テレビで中古品の買取業者の宣伝や、遺品整理の番組が多くないですか?
昔は家にある高価な物は祖母の形見であったり、お母さんが大事にしていたものとか、先祖代々の家宝などと言ってました。そんなに高いものでなくてもお茶碗ひとつでも想い出が籠もったものが多かった気がします。今そんなに想い出のあるものが無くなっている気がします。

どんどん捨てていく文化というのはどんどん軽薄になっている気がするのは私だけでしょうか。
また少しでも現金化できるものは、売ってお金にして旅行に行こうと宣伝しているのも、私達の周りに想い出を捨てさせようとしているのと、売らずに維持し守っていけないという貧乏になった証拠と思います。

そうなのです、日本人がどんどん貧乏になって少しでも換金できそうな物を次々と売って、現金化して生活費に充てているのです。旅行に行くのも過去の遺産(先祖だけでなく別れた彼氏のプレゼントかも知れない)を現金化して今を生きているのです。
相続は先祖の繋がりが大事と言っても、先祖からの思い出は次々と売られてしまう、これでは何も残らず、子孫は先祖を知らず、語り継がれる物もなく、目先の物しかなくなる、これでは日本が潰れて行くのは確定と思ってしまう。
テレビや映画でヨーロッパの生活、家の中を見たことがありませんか?。そこにはお婆ちゃんや先祖などの愛した置物や絵や家具があり、生活の中に先祖の生き方が取り入れられています。
古い物と新しい生活の融合ができるのが豊かな生活のように思えます。
相続というのは財産だけでなく、このような物が相続されると日本は豊かと思えるのですが。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.10.12更新

人間は自分とは何かを探究する動物と言われています。その第一歩は自分はどこから来たのかとのルーツを知りたいと思うのです。現在でも自分探しの旅などと言われています。

「自分はどこからきたのだろう?」と考えると、私の若いときのテレビドラマを思い出します。
相続を考える年になった皆様もご覧になったことがある方も多いと思いますが、「ROOTS」という番組です。その中で黒人の老人はこのように言ったのです。

昔のことを忘れるな 覚えていて子供たちに伝えるのだ
ここで生まれた黒人は根なし草だ  アフリカ人でもなく、まして白人でもない
まるで故郷を持たぬ新しい部族のようだ 故郷を知らないから自分すら分からないんだ

「ROOTS」は、1750年〜1880年が舞台のドラマで、黒人少年「クンタ・キンテ」が突然奴隷としてアメリカ大陸に連れて来られ、白人からの差別に耐えながらも、アフリカ人としての歴史や誇りを子供や孫の世代まで伝承し、末代まで子孫達が自分のルーツを忘れずにたくましく生きて自由を勝ち取っていく、1977年のアメリカで社会現象になるほど大ヒットしたドラマです。
「故郷を知らないから自分すら分からない」という台詞は、自分たちのルーツがアフリカだったことを知らなければ、自分が何者かすらもわからない、という意味です。つまり自分のルーツを忘れずに、子孫に語り継ぐ大切さを主人公のクンタ・キンテに伝えているのです。
これこそが家系図なのです。

家系図をつくることでこれを子供や孫が見て自分のルーツを知ることが出来、家族の歴史や親戚縁者も判り、家を考えることが出来るのです。またこれを繋ぐ事で未来の子孫に託せるものが出来るのです。家系図はバラバラになる子孫をつなぐ血縁という流れを伝える歴史書なのです。

しかし最近は父親が自分のRootsを話す機会も無くなり、勿論祖父母と孫の関係も希薄になっていて、誰も自分たちの先祖の話をしなくなっている。孫とも話ができない祖父母の何と多いことか、これでは子孫はさまよい歩くことになってしまう。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2019.10.10更新

相続対策の依頼を受けたお客様の自宅で話をしていると、家の奥から家系図を出してきて嬉しそうに先祖の話をされたのです。江戸の初期から伝わる家系で古そうな和紙に名前が書かれているのです。

この家系図という現物がある事で、代々の人々が先祖を守ってきたのです。代々の人が守ってきた古びた家系図の現物があるから、そこに多くの人の想いが込められているのです。
話す言葉には言霊が入っていると言われますが、家系図にも思いが入っているのです。

代々続いている家系は家系図をつくっているのではなく、家系図をつくったから家系が守られてきたと思うのです。家系図を作ると先祖からの思いを後世に伝えようとする気持ちが自然にわいてきます。
私も自分で作るつもりで計画をしていましたが、結局時間がなくて行政書士に作成をお願いしました。
いまそれを元に先祖がどのような人であったかを、どうして調べようか思案中です。
元はといえば父親が生きている23年以上前に家系図の作成を一緒に作ろうと言っていたのに、ついつい伸ばし伸ばしになってしまい、結局父親の生きているうちにできず、いま困っているのです。
早く作って先祖のことを少しでも記録しておくことが大事だと今になって大反省をしています。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

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