家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2017.10.02更新

税理士法人あけぼのの近くに家族葬をする葬儀会場があります。
事務所の職員が「あまり使われていないが、経営的にやっていけるのかな」と会計事務所らしい話をしていました。昔コンビニだったところを増改築をし家族葬用の会場にしたものです。確かにもの凄く繁盛?しているとは思いませんが、時々営業?をやっています。

 

会計事務所的発想から計算をして見ると、固定費と言われるものと変動費というものがあります。固定費は営業してもしなくても固定的にかかる経費で、家賃、減価償却費、光熱費、広告宣伝費など。変動費は営業した場合に売上に比例してかかるもので、葬儀にかかる棺桶や白装束などの費用、儀式にかかるお花やお線香など、ここには常駐している人はいないのでその時に派遣されてくる従業員給料などがあります。

 

いくらかかるとはここには書けませんが、元々コンビニなどの店舗の跡を利用しているので設備には大してかかっていません。家賃が最も大きなものでありますが、変動費なども多くかかるものではないので、1ヶ月に数回の葬儀があれば何とかなると思います。また殆どの家族葬会場は別に葬儀会館を持った会社が、時代の中で簡単にできる葬儀として運営しているので、従業員の人もその日に派遣されるだけであるから余分な経費はかからないのです。

 

私も知人の家族葬に参加した事がありますが、全く簡単なものであり、僧侶の読経もあっという間に終わったような気がしました。参加者も家族と親戚とごく一部の親しい友人知人のみでした。あっけなく終わってしまった、何か物足りなく、寂しい思いや涙する時間も無かった、今までの付き合いは何だったか、想い出も何もかも心に浮かぶ暇さえ無かった気がした。
自分の葬式はここではやって欲しくないと思った・・・・
自分が死んだら、何人かの心にじーんとくる感情を持って欲しいと思った。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.29更新

遺産相続や子育て、家庭のあり方等を「子供のため」だけを考えた時には、目先対策となり、家系は続かない。相続対策で子供が困らないためと云われているが、内容を良く考えてみよう。

 

子供が本当に困るのでキチンとしておかなければいけないものは、多くは自分の代で解決をしておかなければ誰も分からなくなってしまう問題です。
例えば、土地の境界線で揉めているとか、本家と分家(兄弟姉妹)の争いが残っているとか、借用証書はないが貸し借りをしているとか、借地等契約関係が明確でないものがある等々が大事であり、財産をどう分けたら喧嘩しないか等を「子供に迷惑をかけない」と思っていませんか。

 

相続対策の目的が「家系を残すには、孫まで財産を残すには・・・」と子供以後の事を考えれば対策が違ってきます。相続財産は子供のものだから仲良く分けなさいと云うと、遺産分割の財産は「貰ったもの」だから子供は自分のものとして自由に処分するようになる。これでは財産は孫まで残らない。

 

「孫にしっかり残してくれ、代々続けてきたから護ってくれ」というと相続した子供は自分の財産でなく、次の代に残す物と考えて自由に処分しないのでないか。

 

今の時代そんな甘くはないし、子供も結婚しないし、と言われそうですが、農業だけでなく代々事業を行っている方はそのような方が多くみえます。そのように考えるから代々続くのか、代々続いてるからそのように考えるか、これが問題なのですが。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.27更新

10年前にお客様の社長が亡くなりました。
その時の相続人である次男の方が、米国女性と結婚し居住も米国で10年間も米国でした。遺産分割協議書のサインを貰うのに、米国の日本大使館などの書類の準備など結構大変でした。こんな事はあまりないと思っていましたが、最近事務所の中を調べてみるとたくさんありビックリしています。

 

最近多い国際投資だけでなく、海外に移住する人もいますし、国際結婚をして外国人を妻に持つ人、海外に行って結婚してそのまま海外に住む人等、私どものお客様の中でもビックリするくらい多くなっています。以前は国際投資でもすごいと思ってしまいますが、いまは一般的に増えています。ドル建てやユーロ建てで債券や株式を購入したり、ファンドを持ったりする人も増えました。海外に不動産を持つ人もいて相続になった時にその不動産の評価額算定で苦労した事があります。

 

最近もありましたが海外では日本のように評価額が簡単に算定されないし、時価を出そうと思っても不動産鑑定士のような制度がなかったりで、税務申告上も一苦労でした。ドル建て生命保険を契約したり、法人ではいろんなものが円以外での投資が行われています。

 

それよりもビックリしているのは、会計事務所のお客様の実態を調べてみるともの凄く関係者がいます。相続人である子供や孫までを調べると、独身で留学や仕事で海外居住の人、外国人と結婚して海外居住の人、日本国籍を離れた人、日本に住んでいますが外国人と結婚して配偶者がまだ日本の国籍を持ってない人、配偶者が日本国籍を取得した人、結構外国人と結婚している人がいました。これら外国人の方に家系が大事とか、先祖を護れとか言っても難しいのは仕方ないとして、現実にどんどん家が潰れていくのが見えて来ます。

 

例えば、外国人と結婚して子供さんが2名いて、親より息子の方が先に亡くなっている方もいました。相続人が先に亡くなった場合は、代襲相続と云う制度となります。現実問題一体どうなってしまうのか。まだ親が亡くなってないから現実化してませんが、米国人の孫が2名、母親も米国在住だから日本に来る予定なし、相続はどうなるのか心配になります。同族会社の高額な自社株があり考えると大変です。

 

また老後は海外移住をしたいという方もいて、相続はどうなってしまうのかとても心配になってきました。国際相続は、まず国により相続の仕組みが違います。財産の評価や名義変更その後の現金化も難しく、相続税の計算も国内だけの問題でなく各国で違うし、外国籍の子供がいる場合の代襲相続等もあり得ます。妻が外国籍で夫が亡くなるが親が日本人等々、現実はどんどん複雑化してきます。こんな事考え出したらとんでもなく広がってしまい、今後相続については勉強量が半端でないとビックリしています。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.25更新

同業者の本をお勧めします。
「日本一わかりやすい「親が読む」相続の本」 公認会計士・税理士の五十嵐明彦先生が書いた本です。全国のコンビニで売っています。

 

まずこれで相続の概要が分かります、そして出来るところから進めれば、一冊終わると大体相続対策が出来るようになっています。この本の素晴らしいところは、右ページに説明が書いてあり、左ページに書き込みが出来るチェックシートになっています。だから項目毎に進んでいけますので、ゆっくりと理解しながら進めます。是非1度手にとって戴くとよいと思います。

 

私のこのブログは兄弟仲良く代々家が続くためにはとか、親の七光りとか、親の因果が子に報いとか、先祖を護れというものですので、是非、五十嵐先生の具体策と私の心の問題とを一緒に活用して戴ければと思います。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.21更新

最近一人暮らしの高齢者や老老介護の夫婦が、誰にも看取られなくて餓死してたという記事を目にします。この日本で餓死して何日かしてから発見されるのが増えてきたという事は、驚きだけでなくとんでもない社会になってきたと思う。

 

家族や兄弟の絆が切れたら人間はどう生きていくのか、命の尊厳は一体どうなってしまったのか。
いままで人生の殆ど全てを仕事をして子育てをしてきたと思われます。
そして子供が独立をして親を捨て、兄弟喧嘩をしてみんなバラバラになる。
最後に残ったのは毎日の不安、年取って身体も思うように動かず、病気になれば買い物も食事の支度すら出来ない。自治会や民生委員の奮闘も限界。
ボランティアや善意に頼るのも限界だし、この善意の方々だけに負担をかけている、
自分だけよければ良いと思う人が増えている。

 

「冷酷な自己責任社会の悲劇」と新聞のタイトルにある。
本当に自己責任なのだろうか、弱者が護られない社会はまさに弱肉強食の恐ろしい社会なのだ。
昔が良いとは言えないが、どこか狂ってきた日本ではなかろうか。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.19更新

そのとき放った兄の言葉
我が家は6歳と4歳の男の子が二人。
弟は自閉症で、週に数回通所施設を利用している。
今日のタ方、兄弟で社宅の公園で遊んでいたら、小学生くらいの子が、「お前の弟、○○園に行ってんだろ。あそこはできない子が行く幼稚園だってママが言ってた。チョー恥ずかしいの!」とからかった。私は一瞬頭の中が真っ白になった。だけど上の子は涼しい顔で言い返した。

 

「はずかしいっていうのはね、小さい子をいじめたり、ごはんをそまつにしたり、うそをついたりすることなの。○○園でがんばるのは、はずかしくないの」
そう返したのだ。
ゴメン、母は泣きそうになった。
お兄ちゃん、ずっと仲良しの兄弟でいてね。

 

この話はお客様から送られてきたもので作者不明です。作者など詳しい事は書いてありませんでしたが、心に響きましたので引用します。

 

これが本当の幸せなんだ、護ったり護られたり、こんな人間関係が人生の最も大事な事で、お金ではないんだと。いまの相続は法定相続割合で均等に権利があると言うところから始まるので、こんな優しい気持ちはどこかに飛んでってしまう。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.15更新

読んだと言ってもまたほんの少しですが、相続の事が書いてありました。

 

72ページ「近代化の条件」からの抜粋です。
歴史のことは別としても、社会人類学的にも、注目すべきことがいくつかある。わたしは、こんどの旅行で、はじめてイスラーム諸国における社会制度の実態をみた。
とくにおもしろいとおもったのは、その相続制度である。それは、われわれの社会の伝統的制度とはまったくことなる均分相続制である。中国の社会が、均分相続制であることはまえからしっていたのだが、イスラムの場合は、こんどよくわかった。そしてインドにくると、ここもまた均分相続制なのである。

 

ところが、日本と西ヨーロッパは、どちらも、伝統的制度としては、長子相続制である。これは、おそらくは両者に共通な封建制の発達ということと関係があるだろう。土地をやたらに分割したのでは、封建制の基礎がくずれてしまうのである。それから、一夫多妻制についてもかんがえさせられた。イスラム諸国では、妻は四人までもってもよろしい。これは、イスラーム法で公認されている。また、インドも中国も、その点では寛容である。伝統的には、一夫多妻は公然とゆるされていた。ところが、日本では、キリスト教による禁制がなかったにもかかわらず、すくなくとも庶民のあいだではたてまえ上は、一夫多妻は是認されていないのである。「日かげもの」ということばが、それをしめしている。  引用終わり

 

こんな事が書かれているが、相続問題は社会の存立基盤そのものと考えられる。その存立基盤である相続が長子相続から均分相続へと代わりつつある事は、従来の日本の社会が壊れていくと言う事であります。また相続問題と一夫多妻という婚姻制度との関係もあります。

 

兄弟均等相続これこそが民主主義であり、均等相続が権利だという人は多くなっていますが、本当でしょうか良く考えて見ましよう。

 

均分相続の国は、イスラム圏や中国、そしてインドなのです。そしてそれらの国は一夫多妻制なのです。またこれらの国はこの本が書かれた当時1974年では発展途上国なのです。と言う事は、これだけを単純に考えれば日本は発展途上国を目指していると言う事になります。封建制度が良いとは思いませんが、このままの相続制度では日本が落ちていくと思います。既に日本の経済力や貧困率、教育度等どんどん世界の中の地位が落ちています。
みえないところで相続の仕組みが影響を及ぼしているのです。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.13更新

お盆は神戸のお寺にお詣りに行きました。
高速道路の渋滞情報を確認して時間の予定を立てましたが、案の定30㎞などあちこちで渋滞でした。

 

テレビでも新幹線の乗車率200%と言って、帰りの子供達にマイクを向けていました。
殆どの子供がお婆ちゃんや実家に遊びに行って楽しかったと言っていました。
海外旅行者も多かったのですが、なぜこんな渋滞してるのに田舎に行くのか。
これこそが日本人の心の中にある「実家」に帰りたい本能なのでは。

 

どこで産まれたのか、その生まれ育った環境に帰りたい、親兄弟だけでなく一緒に遊んだ友達もみんなお盆や正月に帰って来るのだ・・。
そんな光景が目に浮かびます。

もし相続で兄弟喧嘩をしたら実家に帰る事が出来るでしょうか。
鮭でも産まれたところへ帰って来る。これが心の安らぎの本能なのではないかと思います。
もし帰るところが無いとなれば、心が不安になり、疎外感となり、自然との一体感が失われてくるのです。

 

もちろん最初から田舎のない人もいますし、海外旅行が楽しみの方もいますが、私は相続を考えた時には、家がなくなった子孫は滅びていくように感じてしまいます。
生まれたところに帰れない人々は、その子供孫も帰るところがなくなり、精神的不安の遠因にもなると思います。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.11更新

毎年お中元を贈って戴いた方に、お礼状と一緒にチョットしたものをお返ししています。
昨年は防災ブック「東京防災」の本、以前は常識に囚われない新発想のCD等をお送りしていました。

 

今年は「もしもの時に役立つノート」簡単に言えばエンディングノートです。事務所の独自で印刷したものがあったのですが、お客様にお渡ししたり研修で使ったりで無くなっていましたので、今回はコクヨさんのノートを何十冊かまとめて購入してお送りしました。

 

何件か電話がありました。自分では買えないが、大事だから是非書いてみようと言われました。お送りする時には「縁起でもないですが、是非一度考えて見て下さい」としましたが、電話が来たのはほんの数件でした。殆どの人は「縁起でもない、白柳は嫌な物を送ってくれた」と思っているのかな・・・ちょっと心配しています。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.09.07更新

相続税の申告の依頼がありました。
そこで相続税申告書作成のため戸籍謄本などを確認し、財産の情報を収集しました。被相続人は独身であり妻子はいませんでした。その為相続人は甥と姪になり5人となっています。

 

被相続人の亡くなる前の生活状況をお尋ねしました、85才と高齢であり、仕事を辞めてから年金生活でした。一人で生活をしていたためその方の弟の長男(甥っ子)が面倒を見ていました。そして日頃から感謝されて自分の財産は全ておまえにやるからと、遺言書も書いていました。その遺言書の説明も受け、保管場所も確認しています。当然自分が相続をすると思ってました。日頃から伯父さんと言っても親同様に接していましたので、ついつい些細な事で喧嘩をしてしまいました。
そのうち仲直りできると思ったのですが、どんどん険悪になりついに「遺言書を破ってしまいました」遺言書はそのうち仲直りをすればまた書いてくれると思っていましたが、その遺言書が書かれる前に伯父さんは体調を崩し亡くなってしまいました。

 

いざ相続が開始し相続人を確認しました。当然自分の従兄弟達ですが、後の4人は全く伯父さんとは仲良くなかったのですが、相続権は主張されました。ここで相続権を放棄しても請求しても従兄弟間は酷くならないという事もあり、殆どの人が均等相続を希望されました。

 

財産は約1億円、遺言書で自分一人であれば1億円、遺留分を請求されても5000万円は相続できたのに。喧嘩して遺言書を破られたために相続財産は2000万円になってしまった。

 

もし遺言書が自分に有利に書いてあれば(?)、喧嘩せず仲良く暮らしたいものです。
勿論財産を貰えるから仲良くというのではないのですが・・・。

投稿者: 税理士法人あけぼの

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