家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2019.09.28更新

 相続で失うものと得るもの、「お金では買えないもの」があるのです。
遺産分割で争って得るものはお金・財産だけです。
失うものは親子関係、兄弟関係、人間が生きていく上で最も大事なものは家族や親戚関係や友達など人間関係なのです。
これが切れてしまうと精神的不安定になり、自分探しの旅に出たりするのです。孤児の人々がどのように生きてきて、どれ程精神的に不安であったか。この世に自分はたった一人であり、頼れるところ相談するところがないのがどれ程悲惨になるかを考えて下さい。

欲に駆られた今の自分では思いつかないかも知れないが、自分が兄弟喧嘩をすることで、自分の子供は伯父さん叔母さんや従兄弟などの関係を切られてしまうとしたら。
喧嘩して墓参りも出来なくなれば根っこを切られた木と同じです。時間が経てば徐々に枯れてくるのです。

運が良いのは「親の七光り」がある事を覚えて下さい。
家族が崩壊すると、地域社会も崩壊し、最後はこの日本が崩壊するのです。
いま自由という名のもとに好き勝手に生きている人がいます。その自由は安定した社会がある事で存在するのです。
国家が崩壊すれば自由どころか安定した仕事や食料や安心して暮らすことすらなくなるのです。
ユダヤ人の生き方の本がありますが、国という守がなく流浪の民として悲惨な生活を送ってきたユダヤ人だからこそ家族の絆が大事だと言っているのです。いま私達は何でも自由で何でも買えると思っていることは錯覚なのです。家族があり国家があるからこそ自由も安全もあるのです。
失う前に大事なことを考えて下さい。「絆し(ほだし)」があるから「絆」があるのです。

 

投稿者: 税理士法人あけぼの

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