家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2017.08.03更新

私達現代人は子供の時から「人間は平等」と教えられてきた。
色々な諺も自由平等を基本として何度となく教えられてきた。いや洗脳されてきたと云うべきか。

 

ジェファーソン 「アメリカ独立宣言」には、「すべての人間は平等につくられている。彼らはその創造主によって固有の奪うべからざる権利を与えられている。」ホッブス 「政治哲学論」には、「人は生まれつき平等である。自然は人々を身体および精神の諸能力において平等につくった。平等から不信が生ずる。能力のこの平等から、われわれの目的達成における希望の平等性が生ずる。」

 

探せば「人間は平等」であると言う話はいくらでもでてくる。しかし世の中を見渡すと平等の方が少なく、殆どが不平等と思いませんか。生まれてきた瞬間から不平等なのです。「賢愚・美醜・貧富・強弱」この差は例えようのないくらい激しいものがあります。

 

生まれた瞬間から天才のように頭の良い人、どうにもならない悪い人、
ミスユニバースのような美人から、五体不満足の辛い境遇の人、
オリンピックに出られるような健康で強靱な者、生まれた時から寝たきりの病弱な者、
超大金持ちの家に生まれる者もあれば、その日暮らしの家に生まれる者もあります。
会社の社長になる人、家業を経営する人、職業を転々と変わる者、
事業に失敗して自殺する者、妻を亡くする人、交通事故の犠牲になる人などさまざまです。

 

どう世間を見渡しても平等というのはあり得ないと思います。これを相続の世界だけ均等・平等と言うのは無理があります。遺産分割は平等ではなくて、どのように公平に分けるのが良いか、誰がその公平を判断するかが問題なのです。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.08.02更新

均等や平等は何となく理解できましたが、どうも納得がいかない。
子供にケーキを分け与える時はお母さんはどうして不満がないように分けているのかな。子供達にはそれぞれ言い分があり、同じ子供だから均等に分けるべきと云うのも一理あります。しかし長男は身体が大きいから多めに、次男は甘いものが嫌いだから少なめに、三男は小さいから食べきれる大きさでと言うように、子供の体格や好き嫌いなどで公平になるように分けていませんか。次男は次回おせんべいを分ける時は、ケーキが少なかった分だけチョット多めに分けるという事で、より公平性を保っていませんか。

 

そう言えばゴルフのハンディも全員が競技において、誰も同じ確率で勝てるようにと、競技を行う前にハンディを計上してますね。これが単なる均等・平等ではなくて、勝負の世界の公平なのだと思います。勝負の世界には公平に勝てるようにしているものと、絶対的に強いものが勝つというものがあります。相撲は強いものが横綱でありハンディはなく、競艇やボクシング等は重量制限を設けています。オートレースもスタート位置が違う場合もあり、将棋は駒落ち、囲碁は置き碁など世の中は強ければよいというのでは有りません。また単純な均等・平等は弱肉強食の世界にも繋がり、人間社会はみんなが幸福となるようにあらゆるところでハンディキャップ制度が取り入れられています。

 

では相続財産を分ける時は「均等・平等」が良いか、「公平」が良いか。当然公平の方が後で文句は言われないし、喧嘩もしないですよね。喧嘩をするのはどうも納得がいかない気持ちがあり、それが解決されず嫌な気持ちが長引いているからです。これが長引けば長引くほど、今度のお年忌は行きたくないとか、盆暮れの親戚の集まりもチョット気が向かないと言う事になるのです。

 

やはり「均等の世界」はあまり良いとは思われません、「公平になるように」考えなくてはいけないと思います。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.08.01更新

辞書の読み方によるがチョット違う事がどうしても判らない。
ネットにあまり頼りたくないが、Yahoo!の知恵袋に答えがありました。
質問は、「「平等」と「均等」というのは同じ意味なのでしょうか? 」
その回答が素晴らしい.

 

vici7010さんの回答  2012/10/2312:10:11

◆対象物(者)の位置関係の違いです。

双方とも2つ以上のものを差をなく分けるという意味です。
平等は、その等しくした物事を対象物(者)に対して扱い、均等は対象物(者)そのものを等しく分けるとした例が一般的です。

 

例えば、「お母さんは兄と弟にお菓子を平等に与えた」「お母さんは兄と弟にお菓子を均等に切り分けた」などです。ただし、「均等に与えた」「平等に切り分けた」と言っても間違いではなく、ようは語感の問題だと思います。なお、法律上国民を等しく扱うという場合(法の下の平等)は、法的概念を示す語彙として「平等」を当てます。

 

意味がわかったので法定相続割合の均等と平等とを考えて見ると、
相続財産を均等に分けるという事は良く分かり、例えば土地を均等に分けるため3分の1ずつの共有にしたという事で理解できます。

また平等という事から考えると、相続財産の土地を3人の兄弟に均等に分割したという事で説明がつくと思います。

 

何か判ったようで判らなくなりませんか、だったら同じでしようと言われたら、ウーンとうなってしまいます。同じと思いますが、でも感覚的になにか納得がいかない思いが残ります。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.07.31更新

法定相続割合は兄弟均等になっているが、平等にはなっていない。
相続だけでなく子供にケーキを分け与える時にも、均等か平等かは迷うところであります。
均等なら分ける時難しくはない、単純に割り算をするだけで何も問題は無いが、平等となると難しくなります。まず誰が平等かを決めるのかで問題となります。

辞書を調べてみると、

 

【均等】で辞書を引くと 「 二つ以上のものの間に、差が全くなく等しいこと。平等。」とあります。これでは均等と平等と同じように思えます。

 

【平等】で辞書を引くと 「差別がなくみな一様に等しいこと。」とあります。
均等な配分。法の下の平等という用語で、日本では、日本国憲法第14条第1項に定められている社会関係上の概念。差別からの自由。政治思想としての平等主義。と難しくなっています。

 

違う説明ですと「平等」は個人の資質、能力、努力、成果に関係なく一定の規則通りにする方法を云う。となると、「均等」と同じに考えられますが、何かチョット違うような気がします。

 

皆様はどうですか、均等と平等の違いを明確にしないと正しい答えが出ないと思います。
これが明確になった次に「公平」の問題になります。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.07.28更新

わがままな子供が多い社会はトラブルが増え社会自体が安定しない。このような社会を作るために核家族政策が行われたとすると大問題なのです。
元NHKニューヨーク総局長の日高義樹氏の著作で日本の問題点の意味が少しわかった気がします。
当然これだけでなく社会のあちこちに地雷が組み込まれている事でしょう。
WGIPを調べれば多くの事が判ってきます。

 

でも核家族がいけなくて大家族が良いという事を日本人以外に言っている人がいないのでしょうか、
有りました。

 

◆「日本人よ。成功の原点に戻れ」 元マレーシア大統領 マハティール・ビン・モハマド PHP研究所 発行

152~153ページ
 このように、わたしは家族の中で多くのものを学んだ。家族は最高の教育機関である。特に大家族は、社会の縮図であり、人生の雛型だ。その中で自分の位置を見つけ、助けあって仲良く暮らすことは、人間形成のために非常に重要な教育となる。

子供たちは、大家族の中で自分の位置を悟るようになり、秩序のある生活を送るようになっていくのである。両親も、子供に対して、正しい価値観を教育しなければならない義務がある。なにがよいか、なにをしてはいけないのかという価値観を、最初に学ぶのは家庭においてである。それはしつけという教育である。

だから、核家族化が進んだ先進国においても、家族内でのしつけは非常に重要である。過保護に育てられ、なんでも与えられることが当然だという環境に置かれた子供たちは、他人に与えることを学ばない。他と協調して助けあって生きることを学ばない。これらの子供たちが成人して、社会を構成するようになると、その国はどうなるのであろうか。他国を排除してでも自分の利益と快楽を求める国になってしまうかもしれない。これは、非常に危険な傾向である。

 

 しかし、家庭内教育をしようにも、核家族化が進む都市部では、両親が働きに出ることが多いのである。男女同権が叫ばれて久しい。女性に対する差別はタブーとなり、女性は男性が可能なすべての職場を確保された。女性は、この自由と権利を守ることに敏感になり、結果として、男性は女性に、家と食事と子供の世話とを任すことが難しくなった。そして母との接触の無い子は、乱暴になる傾向が強い。

 

この本は2004年の発行ですが、ここからさらに益々悪くなっている状況です。
相続争いの根っこが深すぎてまだまだ闇が続きます。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.07.27更新

「日本人が知りたくない アメリカの本音」 徳間書店の110ページには次のように書かれています。

 

こうしたアメリカ人のものの考え方は、日本の人々には奇異に感じられる。第二次大戦が終って日本を占領したアメリカ軍は農地改革を行って地主から土地をとりあげ、小作人にただ同然で与えた。しかも政府によるアパート対策を推し進めさせた。
こうしたアメリカ占領軍の政策は、アメリカの伝統的な考え方とは一致しない。だがマッカーサー元帥以下のアメリカ占領軍は、日本の国家システムを徹底的に破壊するために、こうした政策をおし進めたのだろう。日本人の資産についての考え方を狂わせ、社会の秩序を壊すのが狙いだったかもしれない。

 

そうだったのか、子供が結婚したらアパートに住む核家族が当然と思ってきたが、親子の分断、祖父母と孫の分断の作戦だったのだ。
その核家族になったため親子嫁姑の仲が悪くなったり、孫に祖父母からの日本の文化の伝承がなくなったり、躾けも出来なくなったのは作戦だったのか。相続争いも根っこの考え方から壊されてしまったのだと思った次第です。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.07.26更新

昭和22年の民法改正から既に70年以上経過しています。その間民主主義だと云われ基本的人権を基本に、人間は平等であり兄弟も男女も全て平等という考えが浸透しています。
この中で遺産相続に対しても法定相続割合で兄弟が平等である事は当然であり、昔の家督相続や長男が多く相続するなんて絶対におかしいと多くの国民が思っています。

 

その「子供は法定相続割合が平等」という大前提が、元NHKニューヨーク総局長の日高義樹氏の次の著作でビックリしたのが私が色々考える切っ掛けのひとつでした。

 

◆戦後の民法改正「財産を均等分割」にすると決めたのは誰なのか。
「日本人が知りたくない アメリカの本音」 徳間書店
この本の109ページに次のように書かれていました。

 

もともとアメリカの人々にとって土地はきわめて大切である。遺産相続でも土地は基本的に長男が相続するとされている。これについて私は詳しく調べたわけではないが、アメリカの人々は伝統的に、土地を細かく分けて息子や娘達に相続させることはしてこなかった。細かく分けてしまっては資産として残らないという考えからだろう。

「財産の相続は当然のことながら平等に行われる。しかし土地は長男のものだ」
こういった暗黙の了解があり、この問題についてゴタゴタが起きたという話はあまり聞かない。財産のうち株や宝石、絵画といったのもは次女や次男に分け与えられるが、土地はそっくり長男がもらう。「アメリカでは開拓時代から長男が土地を全て相続した。次男以下は土地が欲しければ西部へ行かなければならなかった」

 

これを読み「えー、嘘だ・・・」と思ったのが最初の感想でした。
それまで田分けで財産が分散し本家がなくなったり、相続争いを見てきたりで何かおかしいと思っていた時にこの本を読んだのです。そうか仕組まれていたのかと判った時から現代の日本の制度などの疑問点が解けてきたのです。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.07.25更新

裁判所から呼出状、答弁書催告状がきたどうすれば良いかとの質問です。

 

所有権移転登記手続き請求事件でした。平成5年に亡くなった親戚の土地がまだ名義が変わっていないから法定相続人に対して名義書換をしてくれとの請求のための裁判です。

 

何と被告は59名です。
相続での名義変更手続きをしてないため、次々と相続人が亡くなりその子供孫である人が代襲相続人となります。それがドンドン増えていき59名にもなったのです。
これを遺産分割協議をしようとしたらとても大変な事となり、揉めたらどうにもならなくなるので裁判で内容を説明し、あなたの受け取り分を主張するならば裁判でと言うものです。面倒くさいから放棄となれば簡単ですので、裁判にしたと思います。

 

添付されている家系図を見ると所有者は元治元年(西暦1864年)生まれで、明治39年に没しています。A3用紙3枚の家系図には細かい文字でびっしり138名の名前が載っています。
この家系図を作るだけでも気が遠くなる作業です。
この中の59名が今回の当事者であり、とても遺産分割では難しかったと思います。
59名の方は被告として裁判所から呼出状が来たのでとてもビックリされたと思います。
返事は答弁書で「私の知らない人であり、請求の土地の名義変更についても知らない土地であるから、原告の主張通りに自由にして下さい」と返事しました。

 

早く登記手続きをしないとこうなるという良い例でした。
以前税理士法人あけぼのでも30名程度の名義変更を司法書士に頼んだ事はありますが、今回は本当にビックリでした。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.07.24更新

父親が60歳でサラリーマンを退職しました。その後長男の会社に取締役として入り、毎月20万円の役員報酬を20年間貰っていました。利息を含め約4000万円が残っていて相続が発生しました。

 

長男は親孝行と節税のために父親に働いて貰っていました。気持ちは自分の稼いだお金という意識を持っています。父親の相続でこれをどうするか、寄与分とかの主張も出来ますが、法律論争で争いたくはないのです。弟たちは父親が働いた給料なのだから当然に相続財産であると主張します。

 

長男が主張すれば当然に弁護士が入ったり、調停の申立をしたり法律論争となり他人が入ることになります。こんな事はしたくないと長男は諦めて相続財産の中に入れて法定相続割合で分割しましたが、心は納得していません。ここから兄弟が疎遠になります。母親にも役員報酬を払っていれば、止めたくもなるし、退職金も出したくはなくなります。


同族会社の中小企業はこの様な細かな問題がいっぱいあります。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2017.07.21更新

親の七光り - Wikipediaでは、
親の七光り(おやのななひかり)とは、権力を持つ親を持った子供がその恩恵を受けること。 親の威光や、社会的地位(国会議員、警察幹部、大中小企業の社長、芸能人・伝統工芸家など)と権力があまりにも大きいため、それが子供にまで影響を与える程であるという意味である「親の光は七光り」という諺が略された形の言葉である。

 

「権力を持つ親」と有りますが、チョット違いますね、日本の古語辞典には、

 

親の光は七光
【読み】 おやのひかりはななひかり
【意味】 親の光は七光とは、親の威光によって子が恩恵を受けること。また、親の名声や地位を子が大いに利用すること。

 

「親の威光」が正しいと思います。これは権力ではなく色々な形での親の影響という事です。
例えば、親が地域社会にボランティアで有名だった、芸術家だった、子供思いの先生だった、人が好くて有名だった等、権力に関係の無いところでも親の七光りはあるのです。
となると、問題は光の強弱は別として全ての親からの七光りはあるのです。では七光りで自分を照らしてくれるのは親が生きている間か、死んだら無くなるのか。
なぜ先祖供養するかの意味の中に、親の七光りを期待すると云っては間違ってしまうかも知れないが、何かしら意味があると思っています。
意味付けはいろんな人が言っていますので省略しますが、ここでは旧家・名家ほど先祖供養しているのは「親の七光り」と関係していると考えても間違いではないでしよう。

 

すると散骨や墓じまいしたら親の光はどうなってしまうか心配になります。
税理士業務の中で皆様の相続の話を聞くたびにちょっと心配になる事があります。

投稿者: 税理士法人あけぼの

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