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2014.01.20更新

父が亡くなってから、約5年が経ちます。父の葬儀の時、親戚をどこまで葬儀に呼べばいいのか、また誰が親戚なのかわからず連絡をどうしたらいいか、困ってしまいました。このとき家の家系図があれば助かると思いました。

戸籍が無くなる!!
 知っていますか? 除籍謄本の保存期間が法律で150年(平成22年に改正それまでは80年でした)と定められていて、それを過ぎると廃棄することがあるそうです。(各市町村によって対応が違います)今から150年前は西暦1864年です。明治維新が1868年ですから明治初期に除籍になった戸籍は廃棄される可能性があります。自分の家系が3代ぐらい前まではわかりますが、それより前は不明になってしまいます。また、大震災などで役所が消滅してしまうことによって、失う場合もあります。

自分のルーツが消えてしまいます!!!

  ただでさえ、先祖を敬うことが失われつつある現在、自分の先祖がわからなくなると、より考えなくなり、葬儀を始めいろいろな冠婚葬祭等が自分たちだけが良ければと言う個人主義になってくるように思います。

家系図作成のメリット !!

 平成27年より相続税の基礎控除額が現行の6割(定額控除3,000万円+法定相続人数比例控除1人600万円)になることが決まっています。それにより現在より多くの方が、相続税の対象になると思われます。また、離婚、再婚が別段特別なことと見られなくなってきた現在、家庭が複雑化してきています。過去の相続の案件でも相続が始まってから、相続人に自分の知らない相続人がいることがわかったケースがあります。相続をスムーズに進めるためにも家系図を作りましょう。

  でも一番重要なことは、自分の先祖を知ることによってご先祖様を大切にし感謝し、子どもたちにそれを伝えることにより子どもたちにもその心を伝える。それにより家族を大切にし、親戚とも親しくつきあうようになることだと思います。
松井 稔幸

投稿者: 税理士法人あけぼの

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