家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2013.11.15更新

★子々孫々にまで祟る(たたる)、恨みの財産分割をした話。

●父親が亡くなりました。そして相続が発生しました。
   相続人は、老母と6人の兄弟姉妹。相続財産は農地を中心とした不動産が殆ど。
  既に全員が50歳以上となった兄弟が、遺産分割の話し合いを持ちました。
  事前に長男以外は電話などで下打ち合わせをしてその場に臨みました。今まで被相続人である父親 は相続の話はした事も無く、当然遺言書もありませんでした。

  長男は家を継ぎ農業経営を行っていましたが、当然生活の基盤である農地は自宅と一緒に相続できると思っていました。勿論老母も一緒に生活をしていて、子供も農業を継ぐつもりで一緒に農作業をしています。
ところが長男以外の5名の兄弟姉妹は、長男に相続の条件をつけてきました。
詳しくは話せませんが、無理難題であり、とてもその条件はのめず財産の分割をする話となりました。

●みんなが欲が深いと遺産分割はまとまらない。
 50歳を超えた大人達が欲が深くなると話し合いは困難になります。特に不動産を分割する話になると均等にはとても分ける事が出来ません。
自分自分の思惑があり、将来高く売却できそうな土地、肥沃で水の管理もしっかり出来る農地、主要道路から近くて便利な農地、自分の子供達が将来家を建てるに適した土地など言い出したらキリがありません。

この時長男はあきれ果てていました。
自分が父親と一生懸命に守ってきた農地など、先祖代々の土地がバラバラに引き裂かれていく。
しかし、何度も話し合いをしても5人の欲深な人たちが全員が納得する案は、当然ですが一向に出てきませんでした。
相続税の申告期限も近づいてきています。何度か税理士である私も税金説明とか相続等の説明で参加していますが、話し合いにあきれ果てていました。

●長男が「みんなで共有」にしたらどうなるのかなと質問がありました。
 「共有は今は楽にみえるが、将来はもっと困る」今の5人が自分の親の財産の分割で揉めているのに、もし誰か亡くなってその子供が代襲相続で相続人になったら、叔父さん叔母さんとも仲良くなく、その財産の思い入れもない只の権利の主張者だけとなるからもっと困りますと答えました。
ましてや5人とも年になってきているのでいつ亡くなるか分からない、1人でも困るのに数人が亡くなったらその子供達を入れれば10名以上の相続争いになってしまいます。
難しくても今キチンと分割協議をした方が良いと思います。と答えましたが・・・。

●長男は話し合いの中で悪魔の囁きをした。「今決めようとするから揉めるんだ、ここはいったん全員が均等になるように、5分の1ずつの共有で登記をしたらどうか、5人で均等に分けるなら、俺は財産は要らないから。」「農地だからみんなが話し合いが出来るまでは、長男の俺が農地を守るからただで借りるという事で良いかな」長男は息子には農業を継がせない決断をした。

●この農地はこれから先一体どうなっていくのか、子々孫々ずっと揉めていく事は確かである。

投稿者: 税理士法人あけぼの

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