★第3回目、エンディングノートに最後の時を書きます。
遺言書で相続財産をどうするかより、自分の死での旅立ち(葬儀)のことを
しっかり書く方が大事です。
・現代の風潮でますます死んだらお終いと言うことになりつつあります。
先日もお客様のお母様が亡くなりました。葬儀は家族葬だから簡単にしますのでと言われ、葬儀に参加すべきかどうか迷っているうちに時間が来てしまい、結局参加しませんでした。あとで申し訳ないことをしたと悔やみましたが、「家族葬だから」と言われたら迷ってしまったのです。本当に家族だけで良いのでしようか。
あとで聞いたらお寺と関係ないから「戒名」は付けなかったとのことでした。
まだ家族葬だったから良かったと思いますが、最近は「直葬」といって通夜や告別式を行わず、火葬だけで済ます葬儀も増えているそうです。
◆2013年04月のNHKによると、関東では5件に1件が"直葬"とのことです。
通夜や告別式を行わない「直葬」(ちょくそう)と呼ばれる葬儀がどのくらい行われているのか、全国の葬儀業者を対象に調査したところ、関東地方で特に多く葬儀全体の5件に1件に上るという調査結果がまとまりました。背景にはどのような事情があるのでしょうか?
都内の葬儀業者によりますと、直葬にかかる費用はひつぎなどのほか、遺体を運ぶ車両費や火葬場の利用料金などで安い場合は22万円ほど。通夜や告別式の会場費がかからないほか、僧侶を呼ばない場合はお布施の費用もかかりません。とNHKは報道していました。
◆日本は佛教が主流ですのでお寺で戒名を付けて貰います。
戒名って本当にいるのでしょうかと言う質問がよく有ります。
辞書によると出家信者も在家信者にもつけられたようですが、「仏門に帰依して受戒した出家・在家に与えられた法名」と有ります。生きているうちは法名、亡くなったら戒名になるようです。
一般的には人が亡くなりお坊さんが来て「戒名」をつけて、高額なお布施をいただくようですが、「戒名」が無ければどうなるかはどこにも説明がありませんでした。
要するに仏教徒に付ける名前が「法名・戒名」であり、佛教の教えは輪廻転生であり、あの世に言っても肉体はなくなるが「魂というか、心というか」名前は色々ありますが、肉体だけが滅んで輪廻すると言われています。その輪廻するものに名前を付けると言うことであり、人間界に生まれたら名前を付けるように、あの世に生まれるのであるから今のうちに名前を付けようとしているのだと思います。
となれば葬式は、あの世に生まれるための儀式であり、人間界の卒業式でも有ると思います。多くお金を掛け華美にするという事は無いにしろ、家族や知人などみんなで最後の人間界を送ろうとすれば、それなりのことはして欲しいと思います。直葬はあまりにも寂しいのは私だけでしょうか。
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