家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2015.05.18更新

★節税商品として買うか、投資物件として買うか。節税商品として買っても、時価が下落しては節税額よりも損をする。節税効果だけを見てはいけない。必要なときに現金化できるか、収益力は良いかなど・・・よーく考えて見よう。


●新築デザイナーズ物件
〈物件概要〉タイトル/武蔵小山・新築デザイナーズ
物件種別/一棟売マンション圏価格/3億8800万円(税込)

総戸数/店舗、1K/7戸、1LDK/3戸 種類 共同住宅 築年月/2015年1月(確認申請)延床面積/39603㎡
建ぺい率/80% その他/準防火
地域、第3種高度地区  現況/賃貸
想定利回り/4.7%  想定年収  /18,499,200円




●代官山・恵比寿の高級マンション
約8割の資産圧縮を実現!
ジム・カフェラウンジ併設、

構造/鉄筋コンクリート造10階建・地下2階建、7階部分■総戸数/128戸■専有面積(壁芯)/13199㎡■バルコニー面積/5&44nf■間取り/3LDK■築年月/平成19年2月■敷地面積/3089.29nf■管理形態/全部委託(常勤24時間有人管理)■修繕積立金/月額21,320円■管理費/月額54,600円■その他費用/月額1,300円(ルーフバルコニー利用料)■駐車場
/月額46,000~49,000円(都度確認)■その他/ペット可(制限有)、コンシェルジュサービス、フィットネスジム・カフェラウンジ併設、


★自分で使うのであればそれもよいでしょう。
もし貸すとすれば家賃がいくらかな。
収益力はあるのかな。

★私の事務所にも東京の不動産会社から、月に何回も電話が掛かります。
 今が買い時ですよ、金利は安いし、場所は駅に近く絶対に良いです。
 でも計算したら収益力はないし、金利は超低金利で35年間の計算ですし、第一借り手がいるかどうか分からない。いまからは借入も怖いし、現金預金があったとしてもそれを固定させるのもリスクがあるし、いま自分にとって何が大事か考えれば買わない方が良いという結論でした。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.05.10更新

●相続「節税セミナー」は気をつけないと後悔のもと
 ご存じのように今年の1月1日から相続税が増税になりました。その結果相続税セミナーがあちこちで開催されています。証券会社、銀行、生命保険会社、住宅メーカー、不動産会社、仏具店まで、カモネギたちを逃すまいと、節税をあおっています。
先回も書きましたが、本当に大丈夫かと心配になります。

我々税理士や金融機関、不動産・住宅メーカーなどが「節税ビジネス」を競っていますが、「相続大増税」の実態はイメージ先行であり、本当に預貯金を取り崩してまで相続に備えるべき状況なのかははなはだ疑問もあります。

現在の日本やギリシャをはじめ米国でも国家破綻の恐れがある状況で、また日本のマスコミでは殆ど報道されないが中東やウクライナなど世界中が戦争になっています。
こんな時に長期計画で相続対策をやっても、社会が根底から大変革をする場合もあるのです。
現在の相続税対策は、これから先未来がいつまでも平和で安定しているという大前提で計算されているのです。それらを考慮しないと相続税対策に踊らされ、かえって後悔が残る相続になる恐れがあるのです。勿論それらを判った上で実施するのは問題ないのですが。

●相続対策を勧める人のビジネスと、相続対策は連動している。
 誰が何を「節税商品」として勧めているのかをきちんと見ないと・・・・。


 今年の1月からは妻と子ども2人が相続する場合の相続税の非課税枠(基礎控除額)が7千万円から4200万円に縮小されたので、今迄まで相続税とは無縁だった中流家庭も無関心ではいられなくなりました。
電話やダイレクトメールで勧誘しても自分は関係ないとけんもほろろの「小金持ち」が、余裕資産を取り崩したい、話を聞きたいというのだから、こんなビジネスチャンスはめったにない。

●相続税の節税対策は、誰が何を勧めているのか。

証券会社、信託銀行・・・孫のための教育資金をまとめて非課税で贈与できる「教育資金贈与信託」。最大1500万円まで贈与税を払わずにすみ、相続税も減らせるという仕組みが人気を呼んでいるが、デメリットはあまり説明がない。
生命保険会社・・・・子どもを受取人とする終身保険に入れば相続財産を圧縮できる。生命保険は遺産分割の時に直ぐに現金に成り、使用勝手も良く、節税にもなる。
住宅メーカー・・・・賃貸アパートは確実に節税になる。今の金利は過去最低だから今ですと勧めるが、長期間での需要減や金利上昇リスクは説明がない。預金を不動産に変えてしまうと資産を分割しにくくなる危険もある。
不動産会社・・・・・既存の高級マンションで評価減が著しいから節税効果が大きいと勧めるが、貸付先の確保と時価の下落のリスクは多くは語らない。
税理士に相談すれば安心か・・・税理士は税務申告などの手続きをするのが仕事で、節税を請け負っているわけではない。相続税法を勉強してない税理士も多いのです。
貴金属店、仏具店・・・・・純金の仏具や仏像は相続税が掛からない、仏具か節税商品か難しい。

●直ぐに現金化される流動性のものと不動産のような現金化しにくいものはバランスが大事です。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.04.30更新

右の講演会で話したかったこと。(その3)
◆遺言書の書き方・・・
 いつからか「財産を分けるのが遺言書」になってしまったのか。遺産を誰に何を相続させるかだけを遺言書に書くと、親父の生き方、子供に対する心や、先祖を護るとかの思いが伝わらない。
財産の分割のみでなく、これからの生き方や先祖を護れとかの親父の思いを書いてみて下さい。


・財産分割よりも、家を護れと言うことを書くこと。
・葬式や年忌はきちんとするように書くこと。・お墓も大事にするように書くこと。
・長男が家を護るのが当然、だから均等分割でなく家を護る人優先と書くこと。
・両親別々に遺言書を書き、原則として配偶者は最大限受け取ること。
・財産を分けて自分が不幸になる事は無い、自分の財産は自分で分割決定すること。
・年取ると執着が増えたり、認知症になったりする人もいる、早めに遺言書を書くこと
・遺言書は何度でも書く、何度も書くたびに色々考えが深くなる。
・妻や子供、そして長男の嫁に感謝の言葉を書く、心に残ることを書くこと。
・家を継ぐ長男の嫁には特に配慮すること。相続権がないから遺言書で書くしか出来ない。
・長男の嫁をしっかり褒め称えないと、夫が亡くなってからの妻の居心地が悪くなる。
・死後最後に残ったのが恨みでは悲しい、遺された人が親父は本当は良い人だったと思われるように書く。嘘でも良いから(笑)
・財産分割だけの遺言書は、家系を滅ぼすと考える事。
・忘れずにへそくりの隠してある場所も書く事・・・以前仏壇の上の天井裏に現金1億円があった。
簡単に思いつくまま書きましたが、もっと色々あると思います。


平和時の遺言とは違いますが、何を伝えたかったかを想像できます。
◆陸軍少佐 海野馬一命  歩兵第五十四聯隊   昭和二十三年四月三日の遺言
愛児へ
児等よ嘆ずること勿れ。父の死は決して汝等を不幸にはしない。
汝等は父の死によって何でもよいから一つの教訓を得よ。
他の人の得ることの出来ぬ教訓を得よ。そして立派な人間となれ。
汝等よ。汝等の母は日本一の母なることを汝等に告げる自身あり。
母の言をよく守れ。母の言は即ち父の言だ。
和幸君瑞子様誠子様仲よくよき母の許にてよく勉強して立派な人となれ。
人間は何も高位高官の人となる義務はない。国家のため人にためになる人になるのが人間の義務だ。
和幸君よ父は汝に将来如何なる職業に進めと云ふ権能はない。
又汝の性格も判らぬから申さぬ。然し弱きを助けるのが男だ。
父は軍隊生活中この気概を持してやって来た。(中略)
「弱きを助ける人となれ」これが父の言葉だ。汝未だ五才と雖も父の言を忘るる勿れ。
瑞子様はお姉さまだから父の心がよく判るであらふ。
和幸や誠子が成長するに従ひ父の心を傳へて下さい。(後略)

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.04.20更新

★右の講演会で話したかったこと。(その2)

●庶民は間違った方法を洗脳されている。
  だから絶対に子孫が幸福にも、家も良くならない。


・赤信号みんなで渡れば、怖くない。・・・・・
 怖くないと云うことと事故に遭わないは違う、
 事故に遭わない方が良いので赤信号は渡らない。 物事は世間に流されるのでなく、自分で判断をする。

・何事も明るく考えれば良くなるはず。・・・・すべては準備し行動しないと良くならない、最悪の事を考えて、ならないように準備すること。
当たり前であるが待っているだけでは幸せはやってこない。

・あまり先のことを考えても無駄である。・・・未来は現在の続きであり、先の事を考えて行動するから未来が良くなる。子育ては大人になる20年以上先を考えて育てる。

・兄弟は平等である、相続も平等である・・・平等と均等とは違う、兄弟は役割が違う。家系を護る長男を育てないから、子供に捨てられる。

・親が子供を作ったので養育義務がある。・・子供が親を選んで生まれてきたのです。こんな事言うと非常識と云われますが、産婦人科の池川明先生の本を読んで見て下さい。子供が親を選んで産まれて来ると書いてあります。
もし親が子供を作れるのならもっと親孝行の子供を作るよね。

・相続は法定相続割合で決まっている。・・・一般的には専門家もこの様に云っている。しかし民法906条を見て下さい。平等と均等は違う。兄弟喧嘩をさせるために法律を作ったことが理解できないと無理ですが、是非本当の事を調べて下さい。

・死んだら終わり、魂などないから葬式不要・・・死んだ先があるから、お盆や年忌の追善供養があるのです。何も無ければお墓も仏壇も要らないのです。何でお年忌があったり、お盆があるのか、本当の意味を知らないだけです。
 自分の未来に先祖が関係する、だから親の七光りとか、親の因果が子に報いという諺があるのです。ちなみに昔からの旧家、財閥や大名家や代々続いている家系は、冠婚葬祭を大事にし、直葬や散骨などは絶対にしない、家が続く事が大事という事を知っているから。 

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.04.01更新

★先日右記のような相続対策セミナーの講師を 頼まれました。(その1)
 
 ある新聞社主催での事です。事前に講演内容のレジュメの提出要請がありました。レジュメを提出したら3分の2が問題有りと言うことで、修正を求められました。仕方ないから修正・削除をして当日を迎えた。
当然レジュメを作ったので参加者に配るものと思ったが、レジュメは配らず、パワーポイントでの表示も禁止された。話だけで資料を見せるなと言う事である。
一体何の為の講演会だったのか、話の内容が余程危険思想?だったのか。
ここに私が伝えたかったことを何回かに分けて書くことにします。


◆税理士、信託銀行、不動産業者等が、大キャンペーン・・・
 本当に節税対策が良いのか、何の為に節税対策をするのかを見極めよう。


◆相続対策の原点を忘れた対策は、やらない方がよい。
 こうやったら良かったという話は、いくらでも有る。今回は失敗事例を話すことで本当に相続対策をすべきかどうか、原点に戻って考えて下さい。


・借金で始めたマンション経営が、10年経ったら競合が増え入居者激減。
・一棟借り上げ、家賃保証と言ったが、値下げ要求で収支0に、手元に残らず。
・一人息子に相続対策でアパートを建てたが、交通事故で親より先に死亡。
・息子の自宅を贈与で建てたが、離婚で別れた嫁に財産分与されてしまった。
・息子の自宅を贈与で建てたが、早死にをして嫁に相続された、嫁は実家に帰った。
・教育資金の贈与で銀行に預けたが、引き出しが面倒で嫌になる。
・資金が欲しいため相続対策のアパートを売りたいが、とても安い。ローンが残る。
・豊橋の愛知大学が名古屋に移転、周辺のアパートは空き部屋が至るところに。
・最近東京から何度も電話がある、マンション経営の話、収益を無視した価格だ。
・タワーマンションは評価激減で相続対策にうってつけと宣伝、イザの時に売るに売れず。
・贈与ばかり気にして、相続税の税率を無視。相続で払った方が安くなる。
・子供に贈与をどんどんする、しかし老後の資金は多いほど良い、今の子供は金で釣る。
・早めに贈与、渡せば渡すほど、子供は感謝を忘れる。老後は悲惨。
・同族会社の持ち株を子供の嫁にも贈与、離婚して株主問題となる。
・賃貸不動産の管理ができない人に勧めると、利益は管理会社に入り、リスクのみ残る
・アパート経営は15年以上で元が取れ利益が出る、資金が全額借入では儲からない。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.03.25更新

★先日ある新聞社主催の右のような相続税セミナーの講演をしました。

基本的な話は、相続税を少なくしようとする以前に、自分たちが老後安心して暮らせる事、家が争族で崩壊しないこと、間違った不動産投資をして老後資金を無くさないことなど。

★終わったとき控え室にある受講生がとんできました。

客「いま税理士と建築業者から1億2000万円のアパートを建てれば相続税が安くなるからと勧められている。さっき危険と云う話を聞いたが・・」

私「一体相続税がいくら安くなるのですか」
客「約500万円位」

私「自己資金はいくらですか。」
客「ほぼ100%借入、今なら金利が安いからと言われています。」

私「1億円の投資は大変な金額です。自己資金無しでやるのは非常に危険」
 「金利が今安いからと言ってもいつ上がってもおかしくない状況です。固定金利ではないので余りに危険すぎる」
 「アパートは長期投資です、入居がなければ赤字です。たった500万円の節税になるからと言って1億2000万円の投資は危険すぎます。」
 「お仕事は何をされていますか、申し訳ないですがあなたの仕事からはこれだけの投資を管理運営 する力は無いと思います。」
 「もし管理会社に全てお任せだったらアパート経営の利益は殆ど吸い上げられてあなたには利益は  残らず、リスクのみ引き受けることになります。」
 「投資は止めて税金を払った方が良いと思います。」

その後その方からどうなったかの連絡はありません。
本当に相談者のためを思ってアドバイスしているのか不安になります。

★ファクトという雑誌(2015、2月号)に下記のような記事がありました。相続「節税セミナーは後悔のもと

銀行、生保、住宅メーカー、仏具店まで、カモネギたちを逃すまいと、節税をあおっている。
今年から相続税の課税対象が広がったのを受けて、税理士や金融機関、不動産・住宅メーカーなどが「節税ビジネス」を競っている。だが、「相続大増税」の実態はイメージ先行で、本当に預貯金を取り崩してまで相続に備えるべき状況なのかははなはだ疑問。銀行や税理士に踊らされ、かえって後悔が残る相続になる恐れが拭えない。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.03.20更新

★「兄弟は平等の権利」と考えるのが普通になっている現代でこんな事言うとおかしいと言われそうですが、なぜ兄弟は平等の権利があるのでしようか。

民主主義とか基本的人権とか色々ありますが、本当にこれが正しいのか分かりません。昔からお兄ちゃんだから我慢しなさいとか、お兄ちゃんだから家を継ぐとか、お兄ちゃんだから親の面倒を見る等・・・・色々言われてきました。
でもそれも仕方がないと思ってきませんでしたか。

そうですよね、既に生まれた時から差があって当然だし、長男に産まれたから家を継いだり親の面倒を見るのが普通なのです。
それをなぜ相続の遺産分割だけ均等にするのですか。
平等なら良いのですが、均等なのです。絶対に不公平と思いませんか。

★世の中は最初から不公平、不平等なのです。
 相続の遺産分割の時だけ法定相続割合という均等の権利が出てくるから喧嘩になるのです。
次のような場合には不平等だからおかしい、法律で平等にするのが当然であるという意見は出ないのはなぜですか。

○男で産まれるのと女で生まれるのは自分で選べないのでおかしい。
○生まれた時から病弱なのはおかしい、誰でも健康で元気に生まれる権利がある。
○勉強が出来ないのはおかしい、同じだけ勉強しても成績が上がらないのはおかしい。
○親戚は金持ちで自分の親は貧乏。兄弟も従兄弟も同じ身内なのにおかしい。不公平だ。
○何で貧乏な家に生まれたのだ、みんな平等で生まれる権利がある。
○長男で生まれると家を継ぎ、弟は自由に家を出る、平等の権利ではないのか。
○何で老親の介護をするのか、相続の権利が均等なら親の面倒は見たくない。
 
世の中は不公平ばかりです。
それなのに法定相続割合だけ均等の方がおかしいと考えるべきです。


○自分は次男だから親の面倒を見ない代わりに、相続は少なくて当然。
○自分は他の家に嫁に来たのだから、相続権は夫の家の方であり、実家の相続権は少なくて当然。
○自分は末っ子で兄や姉に子供の頃面倒見て貰ったから、財産分与は少しは少なくて当然。
○自分は大学で浪人して親や兄弟に迷惑掛けたから、余分に掛かった費用分は少なくて当然。
○自分は結婚して妻の援助で自宅があるのだから、家のない弟に少し多くしても当然。

◆相続財産は奪い合えば不足するし喧嘩する。
 譲り合えば余るし仲良くなる。
 権利の主張ではなく、相続財産を残してくれた親に感謝から始めませんか。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.03.15更新

「約3億円の節税効果」新築デザイナーズ物件、3億8800万円のマンション
 相続対策物件として、税理士や富裕層向けの情報誌に出ています。
 こんな売り方は良くないと思います。もしこれを購入して3年程度で相続が開始した場合の相続税評価額は本当に路線価のみで良いのだろうか。
もしその後これを現金化しようと売却した場合、いくらで売却できるでしようか。
たとえ評価額で3億円下がったとしても、税率50%として配偶者控除を最大限使うと7500万円の節税となる、しかし売却しようとしたとき果たして3億円以上で売れるであろうか。
余りにも節税だけに目が行っている対策と思います。


◆全国民必読 まもなく不動産(東京・大阪)大暴落へあなたが思っているより早く来る!相続税の心配など、無用です。
オリンピック開催という「錦の御旗」のもとに首都圏の再開発が進んでいる。しかし早晩バブルが弾けることは不動産業界の暗黙の了解だ。ババをつかまされないためには、いち早く逃げ出すしかない。
節税スキームの代表的な例に、タワーマンションの一室を取得するというものがある。高層マンションは一戸当たりの所有する土地が狭いため、相続税を計算する際の評価額が下がり、現金を相続するよりも大幅に節税できるからだ。ただし、そのような努力をしても、不動産市場自体が暴落してしまえば、なんの意味もない。
そして現に、相続問題に頭を悩ませていることが馬鹿らしくなるほど大きな暴落の兆候が、ひたひたと迫りつつある。
一般の人の耳に届くことはまだ少ないが、首都圏の不動産業者のあいだで最近、とみに話題に上るテーマがある。それが「2019年問題」だ。'19年という年が注目されているのには、いくつか理由がある。
■完全に供給過多なのに
カルチャースタディーズ研究所代表で、編著書に『地価下落時代に資産を守る!』がある三浦展氏はこう警告する。「日本も東京もすでに成熟期にあるので、前回の東京オリンピック('64年)のときとは状況が異なる。巨額の投資をしても東京全体の経済を浮揚させる効果は少なく、むしろ施設維持負担が重くのしかかる危険性が高い」
ただでさえ住宅が余り始めるのに、住む人間そのものが減っていくのである。いま、不動産業界は相続税対策ブームや団塊ジュニア世代による購入によって、それなりの活況を呈しているが、それも長く続かないということは業界内の暗黙の了解である。

まもなく不動産の暴落はやってくる。都心の物件ですらバブルが崩壊するのだから、郊外や地方の物件は、下手をすると売りたくても値段がつかない可能性が高い(詳細は次章で)。投資家たちが売りに転じたら、もう手遅れ、あなたが思っているよりも早く「その日」はやって来ると考えておくべきだろう。アベノミクス、オリンピックといった耳触りのいい言葉で活況を呈しているように見える不動産市場。しかし、きらびやかなタワーマンションが薄氷の上に建てられているのだとしたら......。氷がひび割れる音を聞き逃してはならない。    「週刊現代」2015年2月28日号より

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.03.10更新

相続対策にタワーマンションが資産圧縮効果が高いからと、税理士や富裕層相手に広告宣伝が多くなっています。本当に大丈夫でしょうか。

節税の理由は
「現預金はそのままの額が課税額を計算するための『相続税評価額』になりますが、不動産であれば相続時に決められた計算方法で評価額が決まる。一般的には、土地の評価額は実勢価格(購入価格)の7~8割、建物では購入価格の4~6割にまで評価が下がります」と言われています。

 中でも、都心のタワーマンションの高層階は節税効果が高いと言われています。
たとえば同じマンションで階数が違う80平方メートル・3LDKの同じ間取りの部屋があったとする。高層階になるほど景観がいいなどの要素があるので、販売価格は1階が5000万円、40階が7000万円と大きく違うことはよくある。

 ところが、評価額は景観などの"プレミア"は関係なく、同じ物件で同じ広さなら同額になる。したがって高層階のほうが節税効果が高い。
節税の為に購入して、当面は賃貸で相続後は売却すれば良いというのが謳い文句です。

◆私はもの凄くリスクが高いと思います。
 税金は安くなっても、不動産価値が激減したり現金化できなければ財産そのものが毀損しては意味がありません。

●東京湾岸「タワーマンション」地帯は廃墟化する可能性が高い!?
 五輪開催地として開発が進む東京の湾岸エリアだが、「開発したからといって、湾岸が今後盛り上がっていくかは甚だ疑問」と指摘するのは住宅ジャーナリストの榊淳司氏。

「多摩やつくばなど人工的に開発した都市は、今後、廃墟に向かうケースが多い。今の湾岸エリアはそうしたニュータウンの以前の状況によく似ています。そもそも湾岸は五輪開催地である以外にメリットがなく、アクセスも不便で、店舗も少ない。人口減少によって住宅の余剰が顕在化する数十年後、そんなエリアにわざわざ高いお金を払って住もうとする物好きはいないでしょうね」

 今後も湾岸地域には多数のマンション建設が予定されているが、これが廃墟化に拍車をかける可能性も高いという。
「デベロッパーは会社の存続のために、住む人のアテがなくても建物を造り続けなければならない。結果、誰も住まないタワーマンションがこれからも増え続け、廃墟化が進みます。人が減れば治安も悪化するし、資産価値も下がる。しかも、湾岸エリアのマンションに住んでいる人の多くはよそ者で、湾岸自体に郷土愛もない。土地柄が悪いとなれば早々に見切りをつける人も増え、廃墟化に促進してしまいます」

 ローンを組んだものの、払い終える頃には周囲が廃墟化して資産価値はガタ落ち。そんな地獄の未来が待ち受けているかもしれない。      週刊SPA! 10月28日(火)より引用

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.03.01更新

★このブログでは、家を護るのが優先とか、長男に財産を多く残した方がよいとか、法定相続割合は家を潰すとか今の時代に逆行しているようで、反発する方も多いと思いますが。
何が幸福かが分からないのが現代です。
大家族から核家族へとマスコミに煽られ、子供達がみんな独立をしてしまった。残るのは老夫婦のみ。老人介護するのもされるのも将来の自分と言うことを自覚しているのでしょうか。

★なぜ相続争いが多くなったのでしようか。
 それは兄弟だから平等に相続財産を受ける権利があると、誰かが言い出したからです。そしてそれを浸透する為に法定相続割合を民法の中に入れてしまったからです。兄弟は当然みんな同じ権利があると普通に考えられていますが本当にそうでしようか。

★下記はインターネットから探した文章です。これって正しいと思いますか。

①民法で決められた法定分割という考え方があります。
 法定分割とは、民法で「このように財産を分けるのが一番よい」と決めている分け方です。

②法定相続人とは、亡くなった方の財産などを相続する権利がある人のことです

③遺言のないときは,民法が相続人の相続分を定めていますので,
 これに従って遺産を分けることになります。

●民法のどこに「このように財産を分けるのが一番よい」と書いてありますか。民法906条には 「遺産の分割は、遺産に属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮してこれをする。」とあります。
当然ですよね、単純に一定割合で財産を分けたら本当に不公平になってしまいます。
同じ兄弟であっても結婚すれば生活条件はもの凄く変わってきます。親が子供のことを考えて財産を与えるとすれば「全体を考慮して平等」にしても「単純に均等」にはしないと思います。

●「相続する権利がある」これが普通の考え方になっていますが、ここで権利が有ると考えるから兄弟間では権利のぶつかり合いになるのです。
遺産も奪い合えば不足し、譲り合えば余るのです。同じ遺産を奪い合えば後でしこりは残るけど、譲り合えば感謝の思いで兄弟は仲良くいくのです。
今の時代そんな事出来ないという人が多くいますが、社会全体が奪い合った結果どうなるか。
安心して過ごすことが出来ない辛い社会になりますね。

●「遺言のないときは民法が相続分を決めている」そんな事ないです。民法はただ「法定相続割合」を決めているだけでこの割合で分けろとは言っていません。

●相続の専門家が「均等と権利」を考えているのです。これでは相続争いが当然です。

投稿者: 税理士法人あけぼの

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