家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2015.06.25更新

★将来のことを考えるのが人間と動物の違いであり、我々は常に未来を考えています。
 最近の風潮で「今だけ、自分だけ、金だけ」というものがありますが、これは全く人間の精神レベルが動物レベルに落ちてきたというものです。
私達は人間として生まれたばかりの時は自分では何も考えられず、親の庇護の元に全ての安全を親に依存して育ってきました。そして「初乳房 含むが欲の はじめなり」と言うように育つに従って欲が出てきて、自我の形成がされてくるのです。そして現在の欲だけでなく、未来の欲が生じてきて常に未来志向になるのです。

★育つに従って未来の欲がどんどん増えてきて、未来志向もその対象期間も延びてくるのです。
今晩何が食べたいと母親は聞き、お寿司が食べたいと言って晩ご飯を期待する。
今度の期末試験は頑張ってクラスでトップになるのだと、試験勉強に励む。
彼女にもてたいと色々画策をしたり、自分を良く見せたいと言って努力をする。
大学受験の勉強を早くからする。小学校で始めたり、中学で始めたり、何年も先の未来の準備をする。
結婚も、就職も先のことを想像、計画、努力して実現していくのが我々人間なのです。

★そして結婚して子供が出来れば、子供の未来を想像して子育てをするのです。
子供の未来計画は、親がそのすべてをするのです。そして子育てで悩むのです。
またマイホームの建築計画、独立のための事業の創業計画、親の会社を引き継ぐ計画等々、常に未来を想像して、そこに向かって努力しています。
その計画が達成されて喜び、未実現で悔しがり、次のチャレンジだと言ってまた新たなる未来計画を立てているのです。

★老人になってからも未来計画を立てて実行します。
いつまでも健康に生活が出来、長生きが出来る方法の研究と実践をします。
散歩やスイミングスクールも未来の健康のため。
また老いらくの恋を求めて、ダンス教室に通うのも明日の幸せの為なのです。
そして年老いていけば、四国88ヶ所巡りを計画し、コツコツと極楽浄土を目指します。
また病気で寝込まずコロリと逝きたいからと言って、「ぴんころり地蔵」や「ころり観音」等にお詣りに行く。
葬式の準備のため○○葬祭の会員になって、子供達が困らないようにイザと云うときの準備をする。
一人になったり、子供の世話にならないために、介護施設や老人ホームの準備をする。

★最後の準備をしていますか。
生存中の未来計画はしっかりと準備していますが、死んでからの準備は疎かになっていませんか。
死んでからの相続の心配はしていますか。家族が喧嘩しないように対策していますか。
自分がきちんと極楽往生するための、お寺やお墓などの準備もしていますか。
相続税をどうして払うかなどの心配もしていますか。

★最後の未来計画、「エンディングノート」を書いてみませんか。
「終わりよければすべて良し」と言われるように、最後に家族のために自分が死んだときの事から、その相続までを一冊のノートに書けるようにしたのが「エンディングノート」です。
この内容については、次回に書かせて戴きます。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.06.20更新

★ 「こどもたちへ 積善と陰徳のすすめ」 ~和語陰隲禄意訳~  に何が書かれているか。
 「はじめに」を引用させていただきます。是非本を買って子供達(自分?)に是非読ませて下さい。

『陰騰録』は、中国の明の時代の大学者衰了凡が自分の息子天啓のために書き残した家訓ともいうべき善書です。善い行い(これを「善行」と呼びます)をすることが、中国人が最も望んだ高い地位の役人になる「科挙」の試験に合格し進士となる道につながることや、毎日、善い行いを重ねることによって親から子へ、さらに孫にまで運が開けるという、原因から結果までを、事実を示しながら解き明かしています。

 この本は本来、世の人々を対象に書いたものではなく、自分の体験や生き方を、息子の天啓に示すため、噛んでふくめるように分かりやすいことがらを次々に解き明かして、善行をかさねることを勧める内容になっています。
衰了凡が、長年にわたって実行した善行で会得した「天を敬う」という考えは、天を敬いながら善いことを行いつつ自分の人生を充実して生きるということなのです。
とくに、謙虚(ひかえめでつつましく)に善い行いをかさねる(これを積善と呼びます)ことなのです。積善を実行しながら、自分の運命をよりよい方向に変えていくという考えは、今の私たちにとっても必要なことなのです。
★思いやりのある、良い行いが出来る、良い子を育てることが、家系繁栄の王道です。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.06.15更新

★親友の石川君が右の本を読めとくれました。
この様な子供達であれば、兄弟喧嘩もせず、親孝行。

「こどもたちへ 積善と陰徳のすすめ」
 ~和語陰隲禄意訳~ 単行本  梓書院 2011/11/1
  意訳著者  三浦尚司 (著),    無名上人 (翻訳)

○著者について
三浦 尚司 昭和19(1944)年、福岡県豊前市生。昭和43(1968)年、中央大学法学部法律学科卒業。現在、九州国際大学特任教授、全日本漢詩連盟理事、

○内容(「BOOK」データベースより)
 隠れて善を積むとはどういうこと?どんないいことがあるの?『和語陰隲録』の中から、小学、中学、高校生が読んで、善い行いを実行してほしいという願いから、実話や逸話を中心にわかりやすく紹介した。

隠れて善を積むとはどういうこと?どんないいことがあるの? その疑問に本書は答えを出してくれています。 『和語陰隲禄』の中から小学、中学、高校のみなさんに読んでもらって、善い行いを実行してほしいという願いから、実話や逸話を中心にわかりやすく紹介しました。著者、袁了凡が実話として善行や謙虚な生き方をつぎつぎに説きあかしていますが、大きな善行を探すことよりも、一日一日、身近でできる小さな善行をいくつも積み重ねていくことが大切なのです。


★いつの間にか忘れられてしまった「情けは人の為ならず」
 この様な考えをしていると日本は人心を含め強固になる。折角戦争で日本を潰したのにまた這い上がってくる、日本を強国にさせるな、統治しやすいように人心をバラバラにせよ。
テレビは洗脳の道具である、社会を混乱させ、人々が助け合わずに自我のおもむくままにせよ・・・

そう言えばテレビでこんな言葉が流行だった。どうもおかしいと思った。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」「同情するならカネおくれ」「自分だけ、今だけ、金だけ」
「亭主元気で留守がいい、失楽園(する)、援助交際」などと等
こんな考えをする方がおかしいと言われそうですが、昔の諺には、生き方を立派にするような教えが散りばめられていました。今の若い人は殆ど諺を知らない。
生き方を教えていないと言うことです、自分勝手に生きたら、個人が思うがままに振る舞うことで、それが権利だと主張することで、秩序ある社会が崩壊してきたのです。
思いやりがなく、自分勝手だと争いになる事は明かです。

「情けは人の為ならず、巡り巡って己が為」を今一度味わおうではありませんか。
今の損得より、相手が喜ぶことで自分が喜べるのです。それがどこかで逆に自分が助けられることがあるのです。まずは情けを掛けようではありませんか。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.06.08更新

★田分けblogは、皆様の家族と日本を護りたいという思いで書いています。
 しかしあまり過激な書き方ですと、拒否反応もあるかと思い優しく書いているつもりです。
またA4一枚で簡単に読めるようにとの思いが、中途半端になっている時もあります。(いつも?)

★少し過激ですが、しっかりと書かれていますので引用させていただきます。
●「日本の面影」より     http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=24

家族分断・人民奴隷化めざす左翼
 ~ 北朝鮮化への入口に立つ日本!社民 福島みずほの思想に見る
 婚外子規定の最高裁弁論終結 明確な「違憲」求める  (2013.7.10 中日新聞)
 結婚していない男女間の子ども(婚外子)の相続規定をめぐる最高裁大法廷の弁論は10日午後、和歌山県で遺産分割が争われた裁判について開かれ、婚外子側が「生まれたことに何の責任も、選択の余地もないのに、差別されるのは法の下の平等に反する」と主張、はっきり違憲と判断するよう求めた。(白柳は思う:隣の子と自分、親が違えば貧富の差があるのは当然、両親が一緒でないから差があって当然。これを差別という方がおかしい。だったら貧乏の家に生まれたのは差別であると言えばよい。同じ親なのにお姉ちゃんは美人でもてる、これは差別だ・・・私も美人にしてくれ・・・)

弁論はこの日で終結。婚外子の遺産相続分を、結婚している夫婦の子どもの半分とする民法の規定について、大法廷は秋にも示す決定で違憲とする見通し。
午後の弁論は、和歌山県で2001年11月に父親が死亡し、遺産分割が争われたケース。
和歌山家裁は2012年3月に規定を適用し、大阪高裁決定も支持した。
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「正式な夫婦の子も婚外子も関係ねえ。"みんな平等"」なんてのは、人間が"平等に家畜化"されることを意味するんですよ。
そして家畜には支配者たる飼い主が存在しますが、家畜たちには利用され飼われてるという認識がありません。
大体今でも(戦後からですが)、兄弟姉妹にみんな平等の相続権なんてものを国が強制してること自体、左翼・共産主義思想。
これでは家はどんどん分割されて、家を守る人はいなくなって消滅するし、長男が責任もって老後の親の面倒を見ようって風にも決してなりません。
親が、この子が優秀だから跡を継がせたいなんて考えても、そんなものは違法だとして国の圧力ですべてブッ潰されるってことにもなります。家がバラバラにされるわけです。

婚外子に絡んだテーマを持つ超著名な傑作は3人の兄弟と私生児(要するに4人兄弟)を扱った『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー)ですね。一度、読まれてみるのがいいですよ。婚外子も平等であるなら、この永久不滅の深遠な作品が生まれることはなかったわけです。(引用 終わり)
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★日本が敗戦になって戦後作られた法律は、戦前の力を回復させることは絶対にさせない。
二度と世界に刃向かわない、弱い日本、独立心のない日本を作るため、家族や社会をバラバラにするために法律が改正されたと認識すれば、多くの疑問が解けてきます。日本人が自ら日本解体に力を貸している。
怖い話ですが、最近の平成27年3月31日 民法の一部を改正する法律案 も根底ではこの作戦で、社会的混乱を引き起こすために行われています。悲しいことです。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.05.31更新

★世界のロイヤルファミリーは、家族、先祖や子孫を大事 にしていないか。もの凄く大切にしている。なぜか・・・

 先祖は木の根っこ、幹は自分、枝葉は子孫。
この様に考えれば家族は面倒だ、家族という病などの本が如何に自然ではないと言うことが分かります。

俗に言う良い家系をイメージして下さい、日本で言えば天皇家や藤原家、徳川家、皆様方の地域の名家や旧家など。
これらの家族で家族や親戚関係が面倒だという人は、殆どいないと思います。勿論中には家族を嫌っている人もいるかも知れません、でもしっかりした根っこと、幹があればこそ、これからの子々孫々の発展繁栄があるのです。

巷で言われている家族は面倒とか、先祖は祀らない、墓は要らない、家族だけの結婚式や家族葬は、幹である自分で木の根っこを切り、子孫である子供達に養分を与えないようにしていると思いませんか。 

写真:世界のメディアニュースより 
http://blog.goo.ne.jp/jiten4u/e/7dc6988b19c9b414e67dd88edfb84dfc

  

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.05.25更新

★「家族という病」の本に騙されてはいけない、家をつぶし子供達を不幸にする罠です。
 新聞の書籍の広告欄に大きく「家族という病」が宣伝されていました。
 著者は:下重暁子氏であり、幻冬舎発行で、大きなスペースでの広告で、今家族で不幸になっている人なら読んで見たくなるような内容でした。


●内容は家族関係を否定的な考えで捉えたものです。 
  本の内容は、日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には、家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家族」は美化されるのか。
一方で、「家族」という幻想に取り憑かれ、口を開けば家族の話しかしない人もいる。そんな人達を著者は「家族のことしか話題がない人はつまらない」「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。家族の実態をえぐりつつ、「家族とは何か」を提起する一冊。


●家族の中で、子供も大人も人間的な成長がある。
 動物のように本能に任せて、好き勝手に生きれば人間的成長はないと思います。

家族があるから人は人間として育つと思います。子供に勝手に好きに生きろと言って、ほったらかしにするよりも、本気で叱りながら子供を育てていくことの方がずっとエネルギーがいる。
その中で親としても成長するのです。(こう書くと反論は有ると思いますが。)
人は叱られたことがないまま育つと、愛情というものを感じない人間になってしまう。
もちろん、そうなると他人に愛情を示すこともできない人間になってしまう。

いま必要なのは、この様に家族を攻撃されズタズタにされた家族の復活なのです。それをもっと酷くするような情報が溢れています。家族を捨てたら何が残るか、家族を否定する自分も家族の中から生まれ、育てられたのではないか。
家族関係のトラブルを強調するよりは、家族だけは切れることはない、必ず応えてくれるという、安心できる夫婦関係、親子関係、家族関係を育てていくことを強調すべきと思います。

家族関係、親子関係が酷くなったから、叱ることのできない大人が育ち、感情にまかせてしか叱らない親も激増し、精神が子供のままのわがままな親が増えた。さらに、叱るどころか、子供を人間として扱うことすらできない、幼稚な親による虐待も多発している。
だから家族は幻想だと言ってしまえば、家族の集合である、社会自体が崩壊する。

●家族の解体を狙って、日本を潰すのが目的?
 なぜ家族の解体を進めるのか、その結果日本の社会の根底が崩れてくる。誰がそんな事を狙っているのか、そんな馬鹿なと普通は思います。しかし人民を奴隷化して支配するのが見えない敵なのです。家族を捨てさせ個人の集合体になればより支配しやすくなり、子供達の教育も独裁国家のように洗脳しやすくなる。いま日本は大きな力で攻撃を受けているのです。世界一長期の平和であった日本、識字率が高く道徳の行き届いていた日本を、自分だけ良ければよいという社会に変えさせることで二度と平和に戻らなくなる、永久に荒廃した心になってしまうように支配され掛かっています。
まず家族、子供を護ろう。その為には敵の作戦に乗らないことです。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.05.18更新

★節税商品として買うか、投資物件として買うか。節税商品として買っても、時価が下落しては節税額よりも損をする。節税効果だけを見てはいけない。必要なときに現金化できるか、収益力は良いかなど・・・よーく考えて見よう。


●新築デザイナーズ物件
〈物件概要〉タイトル/武蔵小山・新築デザイナーズ
物件種別/一棟売マンション圏価格/3億8800万円(税込)

総戸数/店舗、1K/7戸、1LDK/3戸 種類 共同住宅 築年月/2015年1月(確認申請)延床面積/39603㎡
建ぺい率/80% その他/準防火
地域、第3種高度地区  現況/賃貸
想定利回り/4.7%  想定年収  /18,499,200円




●代官山・恵比寿の高級マンション
約8割の資産圧縮を実現!
ジム・カフェラウンジ併設、

構造/鉄筋コンクリート造10階建・地下2階建、7階部分■総戸数/128戸■専有面積(壁芯)/13199㎡■バルコニー面積/5&44nf■間取り/3LDK■築年月/平成19年2月■敷地面積/3089.29nf■管理形態/全部委託(常勤24時間有人管理)■修繕積立金/月額21,320円■管理費/月額54,600円■その他費用/月額1,300円(ルーフバルコニー利用料)■駐車場
/月額46,000~49,000円(都度確認)■その他/ペット可(制限有)、コンシェルジュサービス、フィットネスジム・カフェラウンジ併設、


★自分で使うのであればそれもよいでしょう。
もし貸すとすれば家賃がいくらかな。
収益力はあるのかな。

★私の事務所にも東京の不動産会社から、月に何回も電話が掛かります。
 今が買い時ですよ、金利は安いし、場所は駅に近く絶対に良いです。
 でも計算したら収益力はないし、金利は超低金利で35年間の計算ですし、第一借り手がいるかどうか分からない。いまからは借入も怖いし、現金預金があったとしてもそれを固定させるのもリスクがあるし、いま自分にとって何が大事か考えれば買わない方が良いという結論でした。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.05.10更新

●相続「節税セミナー」は気をつけないと後悔のもと
 ご存じのように今年の1月1日から相続税が増税になりました。その結果相続税セミナーがあちこちで開催されています。証券会社、銀行、生命保険会社、住宅メーカー、不動産会社、仏具店まで、カモネギたちを逃すまいと、節税をあおっています。
先回も書きましたが、本当に大丈夫かと心配になります。

我々税理士や金融機関、不動産・住宅メーカーなどが「節税ビジネス」を競っていますが、「相続大増税」の実態はイメージ先行であり、本当に預貯金を取り崩してまで相続に備えるべき状況なのかははなはだ疑問もあります。

現在の日本やギリシャをはじめ米国でも国家破綻の恐れがある状況で、また日本のマスコミでは殆ど報道されないが中東やウクライナなど世界中が戦争になっています。
こんな時に長期計画で相続対策をやっても、社会が根底から大変革をする場合もあるのです。
現在の相続税対策は、これから先未来がいつまでも平和で安定しているという大前提で計算されているのです。それらを考慮しないと相続税対策に踊らされ、かえって後悔が残る相続になる恐れがあるのです。勿論それらを判った上で実施するのは問題ないのですが。

●相続対策を勧める人のビジネスと、相続対策は連動している。
 誰が何を「節税商品」として勧めているのかをきちんと見ないと・・・・。


 今年の1月からは妻と子ども2人が相続する場合の相続税の非課税枠(基礎控除額)が7千万円から4200万円に縮小されたので、今迄まで相続税とは無縁だった中流家庭も無関心ではいられなくなりました。
電話やダイレクトメールで勧誘しても自分は関係ないとけんもほろろの「小金持ち」が、余裕資産を取り崩したい、話を聞きたいというのだから、こんなビジネスチャンスはめったにない。

●相続税の節税対策は、誰が何を勧めているのか。

証券会社、信託銀行・・・孫のための教育資金をまとめて非課税で贈与できる「教育資金贈与信託」。最大1500万円まで贈与税を払わずにすみ、相続税も減らせるという仕組みが人気を呼んでいるが、デメリットはあまり説明がない。
生命保険会社・・・・子どもを受取人とする終身保険に入れば相続財産を圧縮できる。生命保険は遺産分割の時に直ぐに現金に成り、使用勝手も良く、節税にもなる。
住宅メーカー・・・・賃貸アパートは確実に節税になる。今の金利は過去最低だから今ですと勧めるが、長期間での需要減や金利上昇リスクは説明がない。預金を不動産に変えてしまうと資産を分割しにくくなる危険もある。
不動産会社・・・・・既存の高級マンションで評価減が著しいから節税効果が大きいと勧めるが、貸付先の確保と時価の下落のリスクは多くは語らない。
税理士に相談すれば安心か・・・税理士は税務申告などの手続きをするのが仕事で、節税を請け負っているわけではない。相続税法を勉強してない税理士も多いのです。
貴金属店、仏具店・・・・・純金の仏具や仏像は相続税が掛からない、仏具か節税商品か難しい。

●直ぐに現金化される流動性のものと不動産のような現金化しにくいものはバランスが大事です。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.04.30更新

右の講演会で話したかったこと。(その3)
◆遺言書の書き方・・・
 いつからか「財産を分けるのが遺言書」になってしまったのか。遺産を誰に何を相続させるかだけを遺言書に書くと、親父の生き方、子供に対する心や、先祖を護るとかの思いが伝わらない。
財産の分割のみでなく、これからの生き方や先祖を護れとかの親父の思いを書いてみて下さい。


・財産分割よりも、家を護れと言うことを書くこと。
・葬式や年忌はきちんとするように書くこと。・お墓も大事にするように書くこと。
・長男が家を護るのが当然、だから均等分割でなく家を護る人優先と書くこと。
・両親別々に遺言書を書き、原則として配偶者は最大限受け取ること。
・財産を分けて自分が不幸になる事は無い、自分の財産は自分で分割決定すること。
・年取ると執着が増えたり、認知症になったりする人もいる、早めに遺言書を書くこと
・遺言書は何度でも書く、何度も書くたびに色々考えが深くなる。
・妻や子供、そして長男の嫁に感謝の言葉を書く、心に残ることを書くこと。
・家を継ぐ長男の嫁には特に配慮すること。相続権がないから遺言書で書くしか出来ない。
・長男の嫁をしっかり褒め称えないと、夫が亡くなってからの妻の居心地が悪くなる。
・死後最後に残ったのが恨みでは悲しい、遺された人が親父は本当は良い人だったと思われるように書く。嘘でも良いから(笑)
・財産分割だけの遺言書は、家系を滅ぼすと考える事。
・忘れずにへそくりの隠してある場所も書く事・・・以前仏壇の上の天井裏に現金1億円があった。
簡単に思いつくまま書きましたが、もっと色々あると思います。


平和時の遺言とは違いますが、何を伝えたかったかを想像できます。
◆陸軍少佐 海野馬一命  歩兵第五十四聯隊   昭和二十三年四月三日の遺言
愛児へ
児等よ嘆ずること勿れ。父の死は決して汝等を不幸にはしない。
汝等は父の死によって何でもよいから一つの教訓を得よ。
他の人の得ることの出来ぬ教訓を得よ。そして立派な人間となれ。
汝等よ。汝等の母は日本一の母なることを汝等に告げる自身あり。
母の言をよく守れ。母の言は即ち父の言だ。
和幸君瑞子様誠子様仲よくよき母の許にてよく勉強して立派な人となれ。
人間は何も高位高官の人となる義務はない。国家のため人にためになる人になるのが人間の義務だ。
和幸君よ父は汝に将来如何なる職業に進めと云ふ権能はない。
又汝の性格も判らぬから申さぬ。然し弱きを助けるのが男だ。
父は軍隊生活中この気概を持してやって来た。(中略)
「弱きを助ける人となれ」これが父の言葉だ。汝未だ五才と雖も父の言を忘るる勿れ。
瑞子様はお姉さまだから父の心がよく判るであらふ。
和幸や誠子が成長するに従ひ父の心を傳へて下さい。(後略)

投稿者: 税理士法人あけぼの

2015.04.20更新

★右の講演会で話したかったこと。(その2)

●庶民は間違った方法を洗脳されている。
  だから絶対に子孫が幸福にも、家も良くならない。


・赤信号みんなで渡れば、怖くない。・・・・・
 怖くないと云うことと事故に遭わないは違う、
 事故に遭わない方が良いので赤信号は渡らない。 物事は世間に流されるのでなく、自分で判断をする。

・何事も明るく考えれば良くなるはず。・・・・すべては準備し行動しないと良くならない、最悪の事を考えて、ならないように準備すること。
当たり前であるが待っているだけでは幸せはやってこない。

・あまり先のことを考えても無駄である。・・・未来は現在の続きであり、先の事を考えて行動するから未来が良くなる。子育ては大人になる20年以上先を考えて育てる。

・兄弟は平等である、相続も平等である・・・平等と均等とは違う、兄弟は役割が違う。家系を護る長男を育てないから、子供に捨てられる。

・親が子供を作ったので養育義務がある。・・子供が親を選んで生まれてきたのです。こんな事言うと非常識と云われますが、産婦人科の池川明先生の本を読んで見て下さい。子供が親を選んで産まれて来ると書いてあります。
もし親が子供を作れるのならもっと親孝行の子供を作るよね。

・相続は法定相続割合で決まっている。・・・一般的には専門家もこの様に云っている。しかし民法906条を見て下さい。平等と均等は違う。兄弟喧嘩をさせるために法律を作ったことが理解できないと無理ですが、是非本当の事を調べて下さい。

・死んだら終わり、魂などないから葬式不要・・・死んだ先があるから、お盆や年忌の追善供養があるのです。何も無ければお墓も仏壇も要らないのです。何でお年忌があったり、お盆があるのか、本当の意味を知らないだけです。
 自分の未来に先祖が関係する、だから親の七光りとか、親の因果が子に報いという諺があるのです。ちなみに昔からの旧家、財閥や大名家や代々続いている家系は、冠婚葬祭を大事にし、直葬や散骨などは絶対にしない、家が続く事が大事という事を知っているから。 

投稿者: 税理士法人あけぼの

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