家系を護る田分けブログ
「相続対策は家が滅べば意味が無い、家系・先祖・子孫を護ることが最優先である」

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2018.07.17更新

加藤登紀子の歌で「酒は大関」があり、その歌詞で「生まれたからにはどんとやれ 酒は大関 心意気」とあります。相続とは関係ないのですが、私は酒が好きだからこの歌も好きです。

 

相続対策の基本は何か、自分の子孫が良くなって欲しいと同時に、自分を含めた先祖も大事にして欲しいというものではないでしょうか。その中で会社の存続という事業承継があります。
大事にされるには、まず子供や孫がお爺ちゃんお婆ちゃんに感謝とか尊敬とか憧れがないと大事にされません。
相続財産をいくら多く残しても有りがたいと思いますが、心からの感謝などにはなりません。
死んで多く残すより生きているうちに祝い事や行事等にどんとと出しましょう、心意気です。
昔は冠婚葬祭が人生の中で重要な位置を占めていました。親戚縁者が集まり従兄弟同士が集まり、嫁に出た妹たちが孫を連れて集まり親交を深めたものでした。だから絆が出来たのです。

 

その絆のために相続財産が少しくらい減ったっていいのです。お爺ちゃんの相続財産です。
そのお爺ちゃんがみんなを呼んで大盤振る舞いをする。みんながお爺ちゃんに今日はごちそうさまありがとうと言って感謝して帰る。お爺ちゃんは喜びの酒で酔いつぶれる。


こんな情景が多ければ多いほど、血縁的結束が強くなり、子々孫々の幸せに繋がるのです。
相続財産を多く残すより、絆を強く太くするためにどんとやれ、心意気なのです。

 

相続財産とのつき合い方」詳しくはこちら

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.07.10更新

週刊誌の漫画を喫茶店で読んでたら、お茶の先生への月謝を新札でお渡しするというのがありました。月謝はともかく、誕生祝いやお正月のお年玉はどうしていますか。
あなたはいま誰にお祝いなど渡していますか。ある年齢になれば子供達からは貰うが、孫達にはお爺ちゃんお婆ちゃんから渡していますね。
先日テレビ放映していましたが、中国では現金が使われず殆どスマホ携帯でのカード決済みたいです。路上にいるホームレスもカード決済で「お恵み下さい」とカード決済機を出すのかな。
これは絶対に駄目ですね。

 

孫に渡すのが誕生日であれ、お年玉であれ、合格祝いなど現金で渡す場合は絶対に新札にすべきです。喜びの感動が違います。渡す方は現金を渡すのではなく心を渡すのです。
私の子供の頃のお年玉は、親は新札でくれました。勿論そんな裕福ではなかったのでたくさんではなかったと思いますが、でもピンピンの真新しい千円札を貰ったときの感動は今でも忘れません。
従って自分の子供達や甥姪にもお年玉は新札を用意しました。(最近は横着してますが・・)
これが心・情です。


いつ迄もお爺ちゃんお婆ちゃんと言って貰える為など、日頃の生活の中で心・情を育てるのが大事です。既に成人した子供達には無理でも、孫達には「現金」を渡すときは、真新しい新札で是非渡してほしいものです。

 

孫への贈与の仕方」詳しくはこちら

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.07.05更新

先日顧問先企業の決算報告会がありました。数年前より後継者である長男も参加して社長(父)、常務(母)、後継者(長男)と、私ども会計事務所は私とパートナー税理士、監査担当者の6名の決算報告会でした。開口一番長男に向かって「先日の父の日は社長に何をプレゼントしましたか?」、「何も・・・」「えー、してない?、では誕生日は何をしてますか?」

 

何でこんな事を最初にお尋ねしたか、これは会社を長く存続すると言うことは親子関係というか、社長と後継者という縦のラインが如何に大事かと言うことを知って欲しいからです。
親子が仲が悪かったり、社長と専務や後継者が仲が悪かったりしたら絶対に長く続かないのです。
それは歴史が証明しています。勿論表面的には意見の相違から喧嘩もしたり、仲違いもします。
しかし根底に情があればどこかで修復が出来ます。


その情はどうして出来るか、日頃の生活の中からです。親子喧嘩をしても「父の日や誕生日のプレゼント」で仲直りが出来るのです。
事業承継でいくら節税をして財産を残しても、心が間違っていれば、親や先祖先輩に感謝の心がなければ絶対に事業承継は上手くいかないのです。目先上手くいっているように見えても孫の代まで続くのは大変な事です。
「誕生日・父の日・母の日・結婚記念日・夫婦の出会った記念日等々」は必ずやることにすれば、少しずつ心というか情が醸成されます。


ぜひ相続対策の一環?、としても良いから、先ずは祖父母からプレゼントすることを実践して下さい。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.06.30更新

以前から言っているように相続対策は大きなリスクを伴います。目先は多額の節税になって良かったと思っていても、「親死に、子死に、孫死に」の常識的な順番でなくて大事な長男が親より先に死んでしまうこともあるのです。
また節税対策は当局といたちごっこなのです。税法の不備なところを見つけそこを狙って節税対策をする事は良くあることです。しかし多くの人が実際にその対策を行う事で国は課税上弊害や不公平を生ずるとして税法改正をします。そしてその節税対策は効果がなくなってしまいます。

 

今回の事業承継税制の改正は、節税対策を封じるのではなく、国が推奨するものです。
この制度が出来たことにより、銀行や相続専門の税理士などから勧められていたオーナー経営者の株式を相続人である後継者に譲渡する節税対策が、意味が無くなってしまいました。
今までは銀行が後継者に何億円という多額の融資をし、その資金で株式を親から買い取りました。オーナー経営者は株式の譲渡所得税は出るけれど、相続税よりは安いと言うことで勧めていました。

 

私の事務所の顧問先にも銀行と相続税専門の大手税理士事務所から勧められていました。
しかし私は過度な節税対策はリスクが大きいと全て断っていました。今回の贈与・相続税免除の税法改正が出来たので、やはり過度な節税対策はしない方がよかったと言うことになります。
やってしまった多額の融資の返済は一体どうするのでしようか、他人事ですが心配になります。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.06.25更新

従来からあった事業承継の際の贈与税・相続税の納税を猶予する「事業承継税制」が、実際に使えるように大幅に改正されました。従来のものは色々な制約がありリスクも高く使えるものではありませんでした。今回の改正では10年間の時限措置として要件の緩和などがありました。詳細はいろんな処から資料が出ていますし、当事務所でも研修会を7月7日等に行いますので是非研究をして下さい。基本的にはこの納税猶予制度は受けた方がよいと思います。

 

なぜ大幅な改正となったか。
日本経済の基盤とも言える中小企業が大量に廃業倒産しています。また今後10年間で70歳以上となる経営者が245万人いてそのうち半分の127万人が後継者未定なのです。
中小企業経営者の相続で自社株式に対する相続税が多額になるにもかかわらず、納税資金がないというのが大半なのです。これでは後継者が相続する気も無くなるのが現実で切羽詰まった問題なのです。日本経済を支えている中小企業がなくなるのは待ったなしの対策がいるのです。
そのため10年間の特例措置として税金の猶予から免除をすることになりました。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.06.20更新

何人かの主婦と話をしていました、最近は葬式も家族葬でありお墓も墓じまいをしたり、お年忌はどんどん少なくなると言う話をしていました。
人の死や先祖を祀るなんて考えない人が多くなったと。


ビックリしたのはその中の一人の女性の発言です。「私は子供の頃から家を継ぐと言われてきた、親だけでなく手相や姓名判断などの占い師からも家を継ぐ相が出ていると言われてきました。」
それで家のしきたりとお寺のお付き合いを教えられてきました。伯父さん叔母さんにも言われてきましたが、先祖代々続く家と途中で家系が途切れてしまう家がある。途切れてしまう家の子供孫を考えるとこれが幸せか?。現代の常識に合わないが家が続くと言うことが大事と。周りを見れば金持ちとか良い家と言われるところは必ず家が長く続いている。天皇家や財閥どころか地方でも名士はずっと家柄を言われている。だから家を守ることが子供孫達の幸せに繋がると言われました。


いまは家は関係ないとか家に縛られないとか女性の自立など声高くいわれているが、本当は違うのではないか。家を守る先祖を守るには当然お墓やお年忌がいる、これにお金をかけるから兄弟親戚の人間関係が続き、家が代々続くのですとその女性に言われました。
まさに家を守ろうと思う当事者しか分からない発言に感心しました。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.06.20更新

何人かの主婦と話をしていました、最近は葬式も家族葬でありお墓も墓じまいをしたり、お年忌はどんどん少なくなると言う話をしていました。
人の死や先祖を祀るなんて考えない人が多くなったと。


ビックリしたのはその中の一人の女性の発言です。「私は子供の頃から家を継ぐと言われてきた、親だけでなく手相や姓名判断などの占い師からも家を継ぐ相が出ていると言われてきました。」
それで家のしきたりとお寺のお付き合いを教えられてきました。伯父さん叔母さんにも言われてきましたが、先祖代々続く家と途中で家系が途切れてしまう家がある。途切れてしまう家の子供孫を考えるとこれが幸せか?。現代の常識に合わないが家が続くと言うことが大事と。周りを見れば金持ちとか良い家と言われるところは必ず家が長く続いている。天皇家や財閥どころか地方でも名士はずっと家柄を言われている。だから家を守ることが子供孫達の幸せに繋がると言われました。


いまは家は関係ないとか家に縛られないとか女性の自立など声高くいわれているが、本当は違うのではないか。家を守る先祖を守るには当然お墓やお年忌がいる、これにお金をかけるから兄弟親戚の人間関係が続き、家が代々続くのですとその女性に言われました。
まさに家を守ろうと思う当事者しか分からない発言に感心しました。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.06.15更新

今回の場合相続税が約300万円くらい課税されることになります。

孫4人に100万円ずつを贈与した場合相続税は60万円安くなります。しかし貰った孫達は喜ぶだろうか?。お婆ちゃんの相続対策だからと思えば大事にしないし感謝も少ない可能性があります。
孫が本当に喜んだり感謝するには、相続対策で渡すのではなく、孫自身の誕生日でもいいし入学とか、卒業、就職、結婚など記念日にお婆ちゃんの心を託すお祝いとして渡せば本当に喜んでくれると思いますよ。いま1回でたくさん渡してもそれは心に響かない、孫の記念日にそれなりの金額を包めば、どれ程孫が感謝するか、お祖母ちゃんとの心の交流が出来るか。


だから相続対策の贈与はしてはいけない、自分が生きている間少しずつ何度でもお祝いとして渡す方が絶対に良いですと話をしました。
また相続税が掛かると言っても300万円です。自分が死んでから相続財産を貰う時に掛かるのです。だから少しぐらい仕方ないと子供は思います。
まだまだこれからの生活もあります。まずは現金を持っていないと親子でも心配になります。だから子供や孫には何回もお祝いやお小遣いとしてあげることです。そしたらいつ迄もお婆ちゃんとして大事にされます。


マスコミに騙されて相続対策で孫達に簡単に贈与してはいけない、相続税がいくら掛かるか、孫の意識や今後の自分の生活などを考えて、焦らずゆっくりやりましょうと説明をしたら「本当に気が楽になりました、毎日不安で心配で悩んでました。税金よりも子供孫達との心を大事にしていきます」と大変喜ばれました。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.06.10更新

その女性から詳しく伺いました。自分はご主人様を亡くし現在は一人で生活をしている。
子供が2人で孫は4人、相続財産は自宅と預金が約3000万円、そして生命保険は1000万円。
この内容を確認して回答をしました。生命保険の外務員の話は残念ながら前提条件が違っていました。

 

確かに生命保険金の500万円控除はありますが、法定相続人2人で1000万円の保険は別の保険会社に加入済みであり、これから加入する保険は対象外となります。
また控除対象は相続人の取得した保険金となっていますので、孫に渡すというのは対象外となります。

生命保険等は何社もの契約に加入している場合がありますので、他社の状況を知らない外務員の話だけを鵜呑みに出来ません。これは気をつけないといけません。

つぎに相続税が安くなるための贈与を行いたいとの質問の回答です。

投稿者: 税理士法人あけぼの

2018.06.05更新

電話相談がありました。70才の女性からであり、生命保険外務員が孫受取人の保険を2000万円かければ相続税が安くなるからと言ってきた。これは正しいですかという質問でした。


内容を伺ったところ相続税の生命保険金の非課税限度額の話でした。
電話では正しいお答えが難しいから、良かったら事務所に来られますかと返事をしたら翌日来所されました。
何をどうしたいかを詳しくお尋ねをしました。

 

今ある預金で生命保険に加入すれば税金が安くなるといわれた。どのようにすれば良いか?

相続税を安くするため孫に贈与したいが、いくら贈与すれば良いか?

相続税を安くするための具体的相談でした。


相続税は前提条件をしっかり伺わないと間違った回答になります、そのため電話やメールでなく、相談者の顔を見ながら対面で相談を受けるのが基本です。

投稿者: 税理士法人あけぼの

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